WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

いち設計者から見た中国の工場 2022年ver.

アイリスオーヤマが一部製品の製造を中国から日本に移すことで2割ほどコスト減を見込んでいるとのニュースを目にしました。 記事にはプラスチック製品の収納用品なので大物かつ組立に工数が必要ないものが対象のようです。金型があればほぼ人手がかからない…

OMO7旭川とトマムザタワー 2つの星野リゾートを巡る夏の北海道旅行

先日北海道に行ってきました。旭川とトマムの両方の星野リゾートに泊まる欲張り旅程です。 夏の北海道に行くのは初めてで雪が無い北海道のイメージがピンと来てなかったのですが、夏もコンテンツ盛沢山でしたね。特にトマムザタワーの方は施設内で無限に楽し…

【書評】「弱者の戦略」にいまの自分を重ねて

弱者の戦略を読んだ。自然界で一見弱いとされる生物や植物が、どのような理由でいまを生き延びているかを紹介している本だ。 弱者の戦略(新潮選書)作者:稲垣 栄洋新潮社Amazon この本が目に留まったのは僕が2つの意味で弱者の立場に属しているからだ。1…

VRAM 6GB(GeForce 1660 Ti)でもStable Diffusionしたい

巷で大人気のオープンソースな画像生成AI「Stable Diffusion」を試してみたい。 しかしREAD MEには"the model is relatively lightweight and runs on a GPU with at least 10GB VRAM"とある。ウチのPCが積んでるのはGeForce 1660 Ti 6GB...10GBのVRAMはAI界…

AI「DALL·E2」にゲームや小説の世界観で闇のエンジニアを描いてもらう

指定した文章を元に画像を生成するAIが流行りだして結構立ちました。絵を描けない人でも色んなテイストの絵を量産できる簡易さと、絵のクオリティの高さから一気に話題となり広がった印象ありますね。自分も例にもれずTwitterで生成された絵を見て興味を持ち…

寄付をすることが増えた

RTA in Japanを見ていて、合間に流れた国境なき医師団のCMに心動かされ、そのまま寄付をした。 rtain.jp 最近は寄付への心理ハードルが下がっている。以前は「まだ欲しいものは色々あるし、収入も特別高いくはないからなー」と全く寄付に興味はなかったのに…

設計完成度は3Dデータのどこに表れるのか

この時期でこの完成度は不味い。 それなりに筐体設計の開発経験がある人は3Dデータを見るとピンと来るものです。一方で何が不味いのか言語化することは難しいんですよね。しょうがないのでエクセルに課題点を羅列して「これだけ課題が残ってござい」と分かり…

【書評】炎上現場に見る『欠乏の行動経済学~いつも「時間がない」あなたに~』

時間がない。スケジュールは相変わらず押していて、検討は進んでいない最悪の状態だ。いまこのときの時間を稼ぐために後半のスケジュールを詰める相談をしなくては...。 めずらしくもない日常的な炎上風景。消耗していく現場。その真っ只中に読んだのが『行…

MacBook Airの再インストール中に文鎮化してしまった

文鎮の風格 1年間使わなかったMacBook Air(2012年モデル)、保管にも場所をとるので売却処分することにしました。 で、まず初期化しようとしたところ、ディスクが完全に認識できなくなって無事に文鎮化したお話です。 公式の「Macを売却する前にやっておくこ…

業務と長時間通勤でOpenCommとLinkBuds Sの2個使いが最適解だった

OpenCommとLinkBuds Sで隙を生じぬ二段構え OpenCommとLinkBuds S 業務用途でOpenCommを買いました。 お仕事で使う上で大切な要素を全てカバーしており、重宝しています。 一方で通勤で使うには厳しかったです。電車内だと全然聞こえないんですよね。耳栓を…

「SHOE DOG」読めばきっと惹き込まれる、ナイキ創業者の自叙伝

今まで読んだ企業本の中でも異色、それでいて惹き込まれる。 SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。作者:フィル・ナイト東洋経済新報社Amazon 本著はナイキ創業者のフィル・ナイト氏がナイキ創業前から上場後までを振り返った、いわゆる企業本であ…

公文式との付き合い方、子供教育への悩み

ムスコが公文に通いだして一年になります。 この一年は軽いハイキングレベルの山谷はありつつも、概ね順調に進みました。特に国語が好きなムスコはひらがなから3年生レベルの漢字までを突き進み3学年先が見えてくるほど進んでいます。新しい字を覚え、それ…

3D CADを教えるうえで何を重視すべきか

若手へのCAD教育どうあるべきか。 大体の会社では新設計者に対してCADオペレーションを学ぶ研修は用意されていると思います。研修ではスケッチ、押し出しをはじめとした基本コマンドと2Dの書き方は教えてもらえることでしょう。ただしそこから先、実際の設計…

日ペンのボールペン習字講座を2週間終えての感想

日ペンのボールペン習字を始めました。 元々悪筆はコンプレックスだったうえ、子供が小学校に上がって直筆の機会が激増したからです。 「始めて2週間で違いが分かります!」って書かれてましたが、さすがに2週間で変わるは盛りすぎじゃ... 日ペン進捗 pic.tw…

経年劣化でベタベタになった触感塗装からEOLの想像力を養う

触感塗装、ないしソフトフィール塗装ってありますよね。触ってみると肌触りの良い触感と心地よい温度感を提供してくれる塗装です。 あの塗装を施すと、5年内にはベタベタボロボロになって周囲を犠牲にしながらエンド・オブ・ライフ(EOL)を迎えることになるの…

しょうもないように見えることこそ大事なことなのだ

ネットのおかげで世界は狭くなり面白そうなことをしてる人、難しそうなことをしている人、胸を打つような作品を作る人、など凄い人が身近に多くいるように錯覚することが増えました。 翻って自分の仕事を見てみると、何か"映える"ようなものでもなく地味で地…

夏目漱石の「道草」と、片付かない日常

夏目漱石の「こころ」は思い出の本だ。 出会いは教科書で、全体の一部分だけを切り抜いたものにも関わらず、登場人物の繊細な機微、こころの複雑さ、美しさに僕はすっかり魅了された。この本との出会いが無くば、僕は本を読まない大人になっていたかもしれな…

最近、図書館が熱い

新しい本を追い求めるのもいいけれど、世の中にはまだ読んだことのない名著が積まれている。 図書館は良いぞ ちょっと前から図書館でよく本を借りています。ムスコと一緒にお散歩した時に寄ったのをきっかけに、絵本を借りたりちょっと前の話題の本を借りて…

CAEで未知な問題は発見できない、見たいものしか見れないから

※この記事で言うCAEは主に構造解析を指してます CAEツールの発展、計算機の性能向上。そんな技術の進化に押されて「物を作らないモノづくり!」が叫ばれるようになったのはいつからでしょう? 開発工程におけるモノを作る工程、モノを評価する工程、モノで対…

【Teamsミュート/マルチペアリング】Shokz OpenCommのトラブルと対処法をまとめてみた

Shokz のOpenCommを使っているとTeams会議でミュート時にビープ音が鳴り続ける。その解決法をまとめてみた。

会議用に周囲の音が聞こえるワイヤレスイヤホンが欲しい

最近はよく出社してます。 出社するからにはハードウェアをいじる仕事に集中したくなるところ。しかし日中は大体会議が突っ込まれる悲しい現実があるわけですよ。そんなわけで手作業をしながら会議も出るわけですが、デスクと作業場、測定機器などの設備がそ…

写真の撮り方を覚えたあのころのワクワクを取り戻せTRIP

α6000を手にしてすぐのころは最高に撮影が面白かったです。 焦点距離、絞り、露出、色温度...知れば知るほど、上手いかどうかはさておき撮影の幅は増えていき、何をどう撮ったら良いか考えたり色々設定いじって同じものを撮ってみたりと、毎度新たな発見があ…

ホットサンドメーカーで安全放置なあんこ餅を作る

お正月に食べて以来、残った切り餅が我が家のストックスペースを圧迫してきました。 餅自体は家族みんな好きなのですが、焼くと火加減が難しいのですよね。硬かったり焦げちゃったりで。 で、唐突にからあげ (id:karaage)さんがホットサンドメーカーでお餅焼…

国立科学博物館に行ったら他の博物館では満足できない体にされてしまった

恐竜の化石を見に国立科学博物館に行ってきました。 最近ムスコが恐竜への興味を燃やしに燃やしており「恐竜が見たい」「どうして今の時代に恐竜がいない」「1億年前に生まれたかった」と述べており化石を見たらどういう反応するかなと思った次第です。 自分…

スケジュール管理のやらかしを振り返る

人間だれしも間違える。大切なのは間違えた時のリカバリーと、後々の改善を残せるかだ。そんなわけで先日やらかしてしまった件を個人的に振り返っておく。 何をやらかしたか? 一言でいうとスケジュール管理の不備だ。 ギリギリ設計変更が行える日程(非正規)…

成果報告という儀式とそれでも大切な目標設定

昨年度の実績を振り返る時期だ。 自分で目標を設定し1年の終わりに振り返る一連のスキームは多くの会社で取られている手法だが、若かりしときには謎の儀式としか思えなかった。行った実績をそのまま評価してくれれば良いのではと。 そんな僕も長い社会人生…

環境の変化と自分の世界観の更新

人は誰しも自分なりの世界観がある。それとは別に自分が所属する集団、家族から会社・国だったりの様々な規模の世界観もある。だから自分の世界観と他の世界観がぶつかりあうこともあるし、たいていの場合は自分の世界観に修正を加えて事なきを得るはずだ。…

【書評】「2030 半導体の地政学」半導体は産業のコメ、からのアップデート

半導体は産業のコメ、と習ったのは小学生のころだったか。当時は何とも思っていなかったものの20年以上の時を経て半導体は今でも、いや以前にも増して重要な物質となっている。かつてスマホ業界を席巻したHuaweiは半導体の製造を縛られて衰退し、ファウンド…

どうしようもない時はネットを切ってさっさと寝るに限る

悲しいかな人生において、どうしようもない事態に直面することがある。 自分も含めた観測範囲を眺めると、そういう時にはネットで類似事例を検索してしまうものだ。 今の時代はほんと便利だよ。レアな事態であったとしても、広大なネットの海には類似事例が…

Blenderでフリーに始める3D CG & 参考にしているチュートリアル

3DCG製作の統合環境アプリ、Blenderを始めました。 普段はお仕事で3D CADを触っているのですが、現物を作るための道具であるCADは数学的、エンジニアリング的にカチッとしたデータが作れる一方で、データ単体を眺めても物足りない感があるのですよね。 いつ…