WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

帰省して庭整理したり危険な空き家の話を聞くなど

今年は一人で帰省してきました。 せっかくお一人様帰省なので普段の帰省ではできないことをしよう。そう思い、実家の庭を片付ける力仕事をやってきました。

無造作に生い茂る木々

我が家系は代々片付けるのが苦手なきらいがあり、もともと祖母が色々と植えて草の密集地帯であったところに、追加で父が木を密に植えていて、小さなジャングルみたいになっています。

ひとまず今回は太い幹を処理することにしました。 意識が低いブロガーなので作業開始前の写真を撮るのを忘れています。

写真で見ると大したサイズではないのですが、生きている木はなかなか硬いです。足場が劣悪なのでチェーンソーは使わず、ハンドソーで頑張りました。筋トレみたいな感じですね。

レモンの木は実が活用できるので伐採対象外です。

朽ちる廃墟の倒壊危機

裏にある家がなかなかひどい状況になっていました。家というか廃墟です。屋根も抜けて壁は崩れ、瓦は我が家の庭に降ってきているし建物自体も傾いて隣の家に寄りかかっている状態でした。

実家が心配なので一刻も早く取り壊してほしいところなのですが、この家の権利関係が複数に分散されていて全ての権利者の許可を得るのが難しいそうです。行政にお願いしてみると言ってましたが、果てさてどうなることやら。

空き家のニュースを目にすることが増えている実感はあったのですが、自分も関連する話だったんだなーと改めて意識させられました。たぶんここに限らず、こういうよくわからない状態になっている空き家は日本の至る所にあるんでしょうね。

そんな現況を反映してか、年末に出た正直不動産19巻にて空き家の話が取り上げられていました。

昨年12月に施行された空き家対策特別措置法の改正で、管理不全空き家とされると固定資産税が6倍になるそうです。これを受けて状況が変わればよいのですが。

余談ですが正直不動産19巻では空き家の話は前編のみで、解決するであろう後編は20巻に持ち越しです。主人公永瀬の営業の師匠であり、難敵でもある神木の義実家の空き家。亡くなった妻子や義父母との思い出の詰まった家の行く末がどうなるのか後編が待ち遠しいです。

その他写真

最後に帰省中に取った写真を適当に貼り付けます。

海辺を歩いていて面白く感じるのは、この景色が自分にとっての非日常になってしまったからでしょう。

物置となったガソスタ。

ローカルで走っていた電車。廃線になった後も有志が修繕して残そうとしているそうです。良い活動ですね。

まとめ

帰省して少しは家の手伝いができて良かったです。

「そのうち土に還るから」と青いままのプチトマトや枯れた草などがそのままにしてあったり、もうちょっと色々きれいにしたかったのですが時間が足りませんでした。次の帰省でやろう。

また家の中には自分の子供の頃の持ち物が色々とってありましたが、そのあたりもボチボチ整理しないとなーと思った次第です。ワンダースワンとかミニ四駆とか、流石にもう使わないですしね。

危険な空き家は今のところ被害者側にいますが、うちは兄弟全て県外にいるので将来的には加害者側にもなりうるなぁと考えさせられました。何れ来る「その時」に実家をどうするか考えておく…というより覚悟を決めておく必要がありますね。選択肢としては土地を売って分配の一択しかないと思うので。