WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

Pixelが壊れてNothing Phone (2)を買った。

ブラウジングをしていたら急にPixel 4a 5Gが落ちて文鎮になった。既に一度交換対応を経験してる上に、今回は意味が分からない壊れ方をされたのでgoogleのハードウェアは今後気を付けることにして、とにかく次の端末が必要だ。

端末に求めるものは何だろう?

  • そこそこ良い石:ミドルレンジ以上
  • 優良なコストパフォーマンス:10万未満
  • 個性:人と被らない

そんなわけでNothing Phone(2)をチョイスした。

Snapdragon 8+ gen1は型落ちものではあるがTSMCで作られている評判が良い石だ。それでいて8万円と、インフレが続くスマホ業界にあってまだ手を出せる価格帯である。Zenfone 9も同じくらいの性能・コスパであり悩んだが、Nothing Phoneの際立つ個性に惹かれて購入を決めた。サイズ感とFelica対応考えるとZenfone 9も大いに有りだったなぁ。(Nothing (2)はNFCだけでFelicaが無い。

現物を見て初めて知ったのだが、Nothing Phone (2)は3Dガラスだ。色々盛って厚みが増したので、側面を削いで薄く見せようとしたんだろう。個人的にガラスは平面で良かったかな。

透明な背面ガラスは割れたらどうなるんだろう!飛散しちゃうのかな!とドキドキしながら見てみると、どうやらフィルムが貼られているようだ。両面テープ or 接着剤が貼られているであろう外周部はノリで汚く見えないよう目隠し印刷がされている。またNothingのブランド表示や各種規制のロゴも印刷されている。

背面から見える中の部品たちは昔流行ったスケルトン製品のそれとは違い、ほぼほぼ外観部品のように整った見た目をしている。周囲と協調するように色合わせされ、FPCは位置ずれしないようピンで位置決めされている。(こういうメカ設計要素は個人的に好き

分解していないので背面に見える部材がどの程度の種類なのかはわからないが、FPC含むいくつもの子部品を黒白グレーの3色用意するのは在庫リスク的に大変だろうな。大量にさばける大手がやるならともかく、さほどシェアも無いだろうNothingがこういうことをやっているところに、静かな狂気を感じずにいられない。

狂気と言えば、スリットの樹脂部に狙ってマイクの穴があけてある。ご存じの通りスリットはアンテナを分離するために金属を切って樹脂で埋めているものだ。ここは樹脂と金属がくっついているところで、衝撃が加わると普通に割れるのだが、穴をあけて残りの樹脂厚は普通に危険水域に見える。落下等しないよう使用者も覚悟が求められそうだ。

Simの蓋は普通に色があってない。まぁ下側は使用時に眺めないからね、、背面もだけど。

カメラはトップ側が超広角かな?光が反射した時の色が微妙に青いので、何等かコーティングがされてそう。カメラはまだほとんど使ってないので、今のところ語れるものはあまりなかったり。

Nothingと言えば光ります。これは充電しているときの光。光の筋で!が出来れば100%充電。使ってみると地味に良い機能だ。

後は通知がきたり音量を変えると光ってアピールする。仕事をしてるとピカピカして集中を途切れさせてしまう困ったところもある。

指紋は画面内。検出率は特に問題なしだが、触感で指紋の位置が分からないのが画面内指紋のつらいところだなぁと。

まとめ

ひととおり外観をメインに語りました、Nothing Phone(2)。直近は樹脂外装の端末をよく使っていたので、久々の金属筐体の品位の良さにうっとりしています。デザインが良い。

まだ使い始めたばかりなのであまり多くは語れませんが、Snapdragon 8+ gen1になってポケモンスリープの起動が早くなりました。おかげで眠りたいタイミングですぐに寝られます。

あとはFelica非搭載について。僕はもともとSuicaはカードの方を使っているのでそこまで不便はないものの、たまにQuick Payが欲しくなるタイミングがあります。スマートウォッチとかで代用できればなぁと思うものの、今のところそういうデバイスは無さそう?ですかね。

ちなみに、壊れたPixelは内検してから処分します。