WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

久々に真面目な投資を行っています

今年の抱負として「挑戦、小型株投資:企業分析して自分なりの目標株価を定めて売買」を掲げたので、最近は真面目に投資と向き合っています。

投資との向き合い方

真面目に投資と向き合うというのはどういうことかと言うと、下記を意識して銘柄選定および売買をしているということですね。

  1. 企業の業績を数年単位でトレースし
  2. 中期計画や今後の展望に目を通し達成度合いや難易度を評価し
  3. 競合相手と比較し優位性や差別化点を考慮し
  4. 提供するサービスや商品の実ユーザーの評判を聞き
  5. 自分なりの目標株価(売却の目安)を設定する

こうやって書き出すと当たり前のことばっかりです。当たり前のことを当たり前にやる、それが真面目というものです。

チャートやマクロな景況感とかも見られればいいんですが、知識も時間もそこまで手が回らないので、そこは妥協です。

直近の2-3年はパッと見のPERと何となくの感覚で買い、ひたすら放置してるだけでした。それより前は少しやる気がありましたが、それでも上の箇条書きでいう①と②だけにとどまり、相対的かつ多角的な目では見てなかったんですよね。

いまにして思うと、お金かかってるんだからもっと真剣にやるべきでしたし、全世界的な株高を見てるともったいないことをしたなとも考えたりします。が、僕の中で「お金が欲しいなぁ」という気持ちが育つための時間として、「投資はどうやるべきか」が本や記事にある文字列としての存在から自分の実感として落とし込まれるまでの時間として、必要なのものだっとのかとも思います。

新NISAの枠の使い方

新NISAになって成長投資枠(240万)とつみたて投資枠(120万)に分けて投資できるようになりました。

家族で相談した結果、成長投資枠は僕個人の趣味投資枠として使用し、つみたて投資枠は家族の資金でみんな大好きオルカンを積み立てる予定です。

日本人皆がオルカンを買い漁っていることに一抹の不安はありますが、ドルコスト平均教を信じてやっていきたいと思います。長生きしないとねー。

まとめ

投資を始めてすぐにリーマンショックを直撃し、その後数年間弱い日経を見てきたのが本当に良くなかったなぁとつくづく実感します。その時の経験からアクセルを踏むことに躊躇うようになりましたし、投資額が少額で企業チェックも身が入らずな状態が続いていました。何事も真剣にやらないと経験にならず上達もしないですしね。

今年も色々ときな臭そうな感じはありますが、僕が社会に出てからきな臭く無かった年は無いし歴史の教科書に残りそうな出来事も起きてきました。それでも僕は相変わらず平凡な会社員をやってるし日本円は紙くずになっておらず、自分の監視銘柄で破綻した会社もないです。世界はいつも不確実だし、それでもなるようになってるのでしょう。

そんなわけでお金と日常のスパイスのため、今後も真面目な投資を心がけていきます。