タイヤがボロボロで床が汚れる
購入以降、我が家の平日の掃除を一手に引き受けてくれていたブラーバ380j。それがどうも最近調子が悪いのです。掃除後に、段差付近に黒い筋が入るんですよね。
よくよくブラーバの動きを観察してみると、この段差を斜めに進入するとしばしばタイヤが空転して床を擦り続けているのを発見しました。黒い筋はタイヤの痕で、タイヤの摩擦力が不足してきたために、この現象が起こっているようです。タイヤの寿命のようです。
Amazonで非正規の交換タイヤを見つける
タイヤを交換したい、しかし公式にタイヤの交換部品の準備はありません。
ただタイヤ交換は一定の需要があるようで、Amazonで検索すると怪しいタイヤがたくさん出てきます。タイヤの形をしているもの、シート状のゴムを貼り付けるものとあり、種類も豊富です。評価も一応ついていますが、Amazonのレビューはあってないようなもの。結局、一番安い物を買ってみました。
準備するもの
個別に準備するもの
- プラスドライバー
- ハサミ(長さ調整用)
- アルコールティッシュ(貼付け面清掃用)
- 両面テープ(あったほうが良さそう)
写真詐欺ですみません。写真を撮った後で「あ、これ必要だったな」「これもいるな」という感じで色々増えていったのです。
接着剤は製品に付属しています。ただ得体が知れないので、安心感が欲しい人はスーパーXで試してみるのもいいかと思います。
交換手順
手順に移ります。
赤丸の4箇所にねじがあります。タッピンなので、戻すときはドライバーを反回転させてタップが噛み合う箇所をあわせてから、締め直してくださいね。
ネジを外すと、トップカバーが外せます。ツメ引っ掛けなどはなく、素直に外れます。それにしても、重心と重量調整のための重りでしょうが、シンプルで無骨に板金積んでるんですね。iRobotは何となく、Appleみたいに中もオシャレにしているイメージがありましたが、なかなか男らしい設計です。
トップカバーから線が一本通っています。交換作業の際にはカバーが無い方が楽なので、コネクタ抜いて完全に分離したほうがいいです。コネクタは方向性があるので、無邪気に抜いても大丈夫です。
もともとくっついているタイヤをベリベリ剥がしていきます。剥がした後はアルコールティッシュで貼付け面を掃除します。接着不良に繋がるといけませんから。
しかし写真がひどい…屋内でスマホ片手で写真撮るとダメですね。
購入したタイヤの裏面に接着剤を塗り、ホイールに貼り付けていきます。デフォルトだと長さが余るので、接着剤を塗布する前に巻き付けて長さを調整してください。
また、タイヤの端のところは浮きやすいので、先端は両面テープをつけて仮固定したほうがいいかと思います。僕は手持ちなかったので、接着剤がつくまで頑張って抑えました。
接着剤は弾性系で、10秒程度である程度の接着力が出てきます。
あとは、コネクタを再度接続し、カバーを取り付けてネジを締めれば完成です。
取り替えた結果
取り替えて数日ですが、いまのところタイヤの痕は出なくなりました。また、走行中に外れたり、空転したりもないです。
Amazonレビューをみると半年あたりから品質が怪しくなってくるということで、今後も注視していきます。こういうのは、公式で交換部品を用意してほしいなと感じる、今日このごろです。
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