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プレゼンは自信が9割

お疲れ様です。本日はあんまり成果が出てない取り組みに関して、総括的な報告を行うイベントがありました。成果が大したことないので、先週から発表者たる僕は処刑を待つ囚人のような心持ちでしたが、報告は無難に終わったのでほっと一息です。

社会人をやってると報告なり提案なりで、プレゼンを行う機会があります。自分が発表したり、人の発表を聞いたりする度に「立ち振る舞いって大事だなー」と思わされます。プレゼンにおいての「伝える技術」は良く書かれていますが、そのレベルに臨むのは堂々とした態度を身につけてからでしょうね。

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声が小さい、縮こまっている、言葉に詰まる。これら自信の無さを表す振る舞いはそれだけで聞き手に不安を与え、聞く気を失わせます。情報伝達は双方に伝える意志・受け取る意思があって初めてなされるものなので、伝える側が頑張ったところで聞き手が折れてしまえば、それまでです。

では自信ある振る舞いを行うためにどうすべきか。元々ハッタリをかませるような人なら苦も無いでしょうが、世の中そういったタイプの人ばかりではないでしょう。僕だってそうです。

そんな僕が気をつけているのは2つ、「自信のある内容に絞ること」と「発表がスムーズにこなせるよう練習しておくこと」です。

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まず前者。言い換えれば半端な内容を切り捨てることです。伝えない自由というやつですね、日本のマスコミがよくやる手法です。ツッコまれにくい内容、もしくはツッコまれてもうまく切り抜けられる内容にフューチャーしてプレゼンすることで、質疑に対する不安は消え、自然と自身が湧いてきます。

誇示・虚偽の類をしてはダメです。後ろめたさが生まれますし、それらを貫き通すには多大なエネルギーが必要です。誰もがバイトやサークルのリーダーになる必要はありません。

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後者…練習については、当たり前ですね。練習そのものが自信を生みますし、何より言葉がスムーズに出てくるようになります。発声に割り振るリソースが減ると、表情や振る舞いに気を使う余裕も生まれます。世の大半の人はプレゼンの天才ではないです。資料を作ったらスクリプト書いて、時間内にスムーズに負えられる程度には練習しておくべきでしょう。それが時間を割いてくれる聞き手への、礼儀でもあるかと思います。

僕が気をつけてることは以上ですが、加えて「出来たらいいな」という事もあります。服装です。自身に満ち溢れた服装をすることです。

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仕事が出来る雰囲気、それだけで周りは身構え、自身も自分を出来るやつだと錯覚することでしょう。きっちり固めたツヤツヤの髪はあらゆる攻撃を防いで跳ね返す盾となり、パリッとシワ一つ無いスーツは聞き手を切り裂く刃となる。と、言うと大袈裟ですが、見た目から‘’なりきる‘’ことは効果があります。僕がやってないのは、単に面倒くさいからです。

内面・内容を見てくれ。プレゼンに限らず、そう叫びたくなる場面はあるかと思います。しかし中身に興味を持ってもらうためには、最低限見てもらえるだけの体裁と態度が必要です。そういう所抜きで汲み取ってもらえるならば、自信のために割り振ったリソースを内容に使い、さらに濃いものが出来るのになぁ。そんな思いを割り切り、仕事への思いを振り切って帰る、華の金曜日。

 

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