無事にRaspberry Piで温度測定できました。
temcee.hatenablog.com
次はログ取ったりリモートで確認したりできるといいなー、なんてことを考えています。
ただターミナルでよく分からないエディタを立ち上げてのコーディングは色分けもオートコンプリートも無くてツラく、ラズパイにデフォルトで入っている開発環境IDLEをVCNでリモート接続して使っていくのも、僕のMBAの画面の小ささもあって不便を感じました。そんなわけでファイルを共有できるようにして、Macでコーディングしてラズパイにファイルをコピペすればいいんじゃない?という結論に辿り着いた次第です。
Netatalkを使ってファイル共有
こちらの記事を参考にしてます。参考というよりまんまです。
studio.beatnix.co.jp
Netatalkはオープンソースソフトウェアらしく、これをインストールすることでAFPによるファイルサーバーの機能を持たせる事が出来るそうです。AFPはApple Filing Protocolの略で、Macのファイル共有のプロトコルとのことです。
Netatalkのインストール
Raspberry Piのターミナルを立ち上げて下記のコマンドを実行します。
sudo apt-get install netatalk
途中続行するか聞かれるので"y"と回答すると必要なものを勝手にインストールしてくれます。RaspberryPi側でやることはたったこれだけです、楽で良いですね。
Macからサーバに接続
Finderメニューから「移動」→「サーバへ接続...」と進みます。
afp://(RaspberryPi側のIPアドレス)に接続します
余談ですが、IPは起動の度に変わると面倒なので固定しておいた方が楽です。方法は下記に記載してあります。
temcee.hatenablog.com
パスワードを聞かれた時にはRaspberry Piのログインに使うユーザー名とパスワードを打ち込みましょう。
初期設定(ユーザー:pi / パスワード:raspberry)です。
Finderの共有にRaspberry Piのフォルダが出てきました。無事に共有完了です。
ファイル共有とSSH接続で大体は事足りそう
ファイルを自由に行き来できるようになったのでMacでコーディング出来るようになりました。Macで調べた内容をそのままコピペできるので非常に便利です。そういえば、友人がエディタを作ってたなーってことを思い出したので、お試しに使わせてもらう事にしました。普段はソフト屋さんじゃないので未だ全然使い込んでいませんし、どんな特徴があるのかもよく分かってないのですが、ちょくちょく触っていこうと思います。それにしても、GUIにすれば色々はかどると思ってたけど、ターミナルからSSHで接続できて、ファイルの共有もできればVCNの出番はほぼ無いなぁ。