Windowsは素晴らしいOSですが、ファイルブラウザ(以下、ファイラー)たる「エクスプローラー」はイマイチな出来です。*1僕は長らく代替としてフリーのタブファイラー「X-finder」を使ってきました。学生の頃からなので10年近い付き合いになると思います。
使い勝手が良く、ずっと一線級の働きをしてくれていましたが、最近になって動作の不安定さに拍車がかかっていました。元々が32bit OS時代に開発されたものですし、2015年から更新は止まっているので、最近のソフトやデバイスとの相性も手が加えられていません。不安定動作の改善は今後も絶望的です。
そんなわけで新しいファイラー「Tablacus Explorer」を導入する事にしました。
(引用元:ダウンロードページより)
スクショを用意したいところですが、会社PCをさらすわけにはいきません。私用はMacなので未対応です、ご容赦を。*2
ファイラーに求める2つの機能
僕がファイラーに求めるものは下記の2つです。
・マウスジェスチャに対応していること
これだけ満たしていればファイラーは十分に実用レベルです。エクスプローラーを大量に開いてフォルダ検索に四苦八苦している人、フォルダ移動の度にカーソルを動かしている人はぜひ、上記を満たすファイラーを試して欲しいです。時間が節約できるのはもちろん、作業負担によるストレスも低減されます。
X-finderと同じ開発者が作るTablucus Explorer
X-finderは僕が求める2つの機能を満たしていました。しかし頻繁に固まったり、「右クリック→送る→エクセル」でエクセルファイルを開けなかったり、動作の不安定さが目立ってきていました。
そこで新しいタブファイラーを、と調べてみると、同じ開発者さんがTablacus Explorerというファイラーを新しく作っていることを知りました。こちらはネイティブ64bitです。早速ダウンロードして使ってみました。
機能は十分で安定感も抜群
有り難いことに、タブ表示とマウスジェスチャについては起動直後からX-finderと同じ使い勝手です。お気に入りバーを左側に表示させるにはアドオンを入れる必要が有り、フォルダ表示を2分割以上にするにはレイアウトファイルを変更する必要があります。これらは数分くらいの作業量で、1度設定すればOKなので、大した手間ではありませんでした。こだわる人はもうちょっと初期設定に時間がかかるかもしれませんが、拡張についてはアドオン付け足し型で初期状態はシンプルです。時間を取られるほど作業は必要ありません。
安定感について、今日一日使っていてエラーやフリーズはありませんでした。X-finderよりも明らかに安定感があります。ただし今日はあまりCADを使わなかったので、高負荷環境での振る舞いについては未知数です。数日使ってみて、様子を見ていきます。
開発者さんがはてなにブログを!
開発者の楽 (id:tablacus)さんがはてなにブログを持っていました。
今後、何らか問題が起きるかもしれませんし、良い小ネタを拾えるかもしれません。こっそりフォローさせてもらおうと思います。
おまけ)業務効率化の古参フリーソフト
最近の若い人はPCに疎いという事で、こんなソフトもあるんだぜというのを紹介しておきます。このブログに最近の若い人が来るかは微妙ですが、気にしません。
Rapture
画面の一部を切り抜いて最前列表示しておくソフトです。切り抜いた後にコピペもできるので、そのままパワポやはてなブログに貼付けることが出来ます。スクリーンショットをトリミングする手間が省けて超絶便利です。
縮小専用。
「縮小専用。」ドラッグ&ドロップで複数画像を一括縮小 - 窓の杜ライブラリ
でかい画像をドラッグ&ドロップで小さいサイズに変えてくれます。研究や開発やってると写真データがかさばるので、まとめてサイズを小さくできるのは便利です。
Namely
ファイル名の変換ソフトです。画像ファイルやエクセルのデータファイルなど、一定の命名規則で多数はきだされてくるファイルを一括でリネームする際に便利です。
僕からは以上です。最近のフリーソフトは詳しく無いので、役に立つものがあれば逆に教えてもらえると嬉しいです。
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