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picoCADでtwitterアイコンを作ってみた

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Twitterアイコンを従来のオウムガイの写真から変更していました。

諸事情でアイコンを変えたもののオウムガイ写真はそれなりの期間使ってきたアイコンで愛着がありました。写真そのものもお気に入りの1枚であり、やっぱり戻したい気持ちも湧いておりどうしようかなと思っていたところ、ちょっと前にTLで見かけて触ってみたかったpicoCADの題材にしてしまおうと思った次第です。

picoCADとは

かんたんに説明すると低ポリゴン3Dモデルの構築に特化したソフトウェアです。ドット絵っぽい3Dデータが作れます。

picoCADを知る切っ掛けとなった記事がまとまり過ぎてるので下記参照です。
3dnchu.com

モデリングの様子

モデリング方法はいわゆるスカルプト的なものです。円柱や直方体などの簡易な形状から節点を動かしたり、面を押し出したりして形を変形させていきます。

右上が3D空間で、他の3つが上横正面の投影図を映しています。Fusion360で軽くスカルプト触った程度の僕でも気軽に形状を作れたように、直感的で簡単に3Dモデルを作れます。

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モデルを作るのは簡単な一方で、テクスチャはダメですね、難しい。picoCADが難しいのではなく、ドット絵っぽいテクスチャを自作するハードルが高いです。いわずもがな、左下にある5歳くらいの幼児が作ったような何かが私の作成したテクスチャです。

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テクスチャを何とかそれっぽく配置して完成です。ドット絵っぽい低解像の情報量のおかげかオウムガイを感じられる程度の出来になりました。自作した本人補正が入っていて気が触れてしまったかもしれませんが、僕が見るぶんにはオウムガイです!
出来上がったモデルを回転させてgifで保存することが出来ます。一部分が暗黒になっているのはFaceがない箇所です。Faceを消した後で新しい面を作る方法がわからず。

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ダウンロードサイトと解説動画

ダウンロードは下記から可能です。英語マニュアルもあります。 johanpeitz.itch.io

モデリング手順やテクスチャの貼り付けはこちらの動画がわかりやすかったです。一通り目を通すことを推奨ですが、内容ごとに細かくセグメント分けてくれているので、見たい項目だけ見る使い方も出来ます。ありがたい解説動画ですね。 www.youtube.com

有志により和訳されたマニュアルもあります。

まとめ

picoCADでtwitterアイコンを作りました。アイコンを下記に変えてから、ひとり勝手にしっくりしています。

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picoCAD、ドット絵が打てる人が使うと創作の幅が広がりそうな印象を持ちました。反面、3Dモデルしかいじれない人だとちょいと辛いかもしれないですね。できるだけ情報を削ぎ落とした上でモデルが何かを伝えるには、モデリング力でなくてデザイン力がものを言う気がしました。CADテクは全然必要無いです。そもそもいわゆるCAD的なソフトでも無いですね。

またpicoCADをきっかけにPICO-8の存在を知りました。懐かしさを覚えるグラフィックについつい遊んでみたくなるゲームばかりです。ゲーム製作者はグラフィックだけでなくBGMやプログラムもやっているわけで、多芸というか凄いですよねー。