WICの中から

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EXPO 2025 大阪・関西万博に行ってきました

久々に土日がフリーだったので家族で大阪万博に行ってきました。

いつも通り写真をペタペタ貼りながら感想を書いていきます。

初日は関東から関西への移動があるので昼過ぎからの入場でした。東ゲートからの入場で、人の入りはぼちぼちといったところですね。迂回案内で歩きはしますが、手荷物検査でちょっと待つくらいでスムーズに入場できました。

入ったらまずはミャクミャクにご挨拶。見るたびに思いますが、印象に残る良いデザインですね。

大屋根リング。世界最大の木造建築ですね。高さもすごいですが遠くを眺めた時に大屋根リングの一部が小さく見え、その径の大きさを実感しました。万博に行くなら上に登って辺りを一望しておきたいですね。ちなみに、風が強いと登れないのでご注意を。

ベトナム。東ゲート近くにあってすぐ入れました。

伝統文化や衣装を軸にした展示で、僕的に子供に見せたいと思っていた異文化に触れられるもので良かったです。

アラブ首長国連邦。アラブの国も日常で馴染みが無く、地域による部族と砂の違いやお香やらの展示を見ました。
「石油が出るお金持ちの国だよ」と子供に説明しているとスタッフの方が「いやいや、僕はお金無いです。あったらここで働いていないですよ」と返してきたり、アドリブ対応も良かったですね。
パビリオンはおしゃれで広々としていて見ごたえありました。

イベントでは消防用ドローンの解説をされていました。
モックだったので動くところは見れてないですが、ジェットエンジンでドローン飛ばすらしいですよ。ホースは地上から伸ばしてきて、AIが火の勢いを見て適当なところに放水するらしいです。50mくらいは飛べるとのこと、凄いですね。
重量を考えると50m分水をくみ上げるポンプはドローンの方じゃなくて地上の設備の方でしょうか。耐熱は900~1000度くらいだったかな?プラでは熱も強度も厳しそうで、カーボンで作られているそう。ジェット燃料の発火温度が210度らしいので、耐熱も大変そうですね。

コロンビア。自然の多様性をアピールする展示でした。鳥類が特に豊富だそうで、色鮮やかで多様な鳥がいるそうです。

タイ。鏡の像を合わせることで完成形となるパビリオンのデザインが面白いですね。

健康を推しているイメージでした。マッサージや医療、食事など。途中、歌と踊りが始まって照れながら合いの手を入れたり、流石ほほえみの国だなぁ。

タイ料理のお弁当が売っていました。他の海外食に比べると値段もマイルド(1500円以下くらい)で、きちんとタイの味付けで美味しかったです。

写真は無いですがトルコ。トルコアイス屋があって、本場さながらのトルコアイスとおちょくられを味わえます(800円)
展示自体は控えめでお土産エリアが広い、商魂を感じるパビリオンでした。その昔、現地では30個1000円デス!って売られていた目玉のキーホルダーが1個数百円くらいで売られていたのが衝撃でした。

インド。展示内容は発展してるインド!って感じで文化的なものは少なかったです。最近は工業の誘致に熱心なので、テクノロジー面のアピールしたいのでしょうね。

インドネシア。豊かな自然と現地の文化の展示。植物は本物を持ってきているらしく、鬱蒼とした雰囲気でなかなか気合が入った展示でした。写真はウツボカズラ。

サウジアラビア。現地の街を歩いているのかと思うようなパビリオンでした。写真はサウジコーヒーの淹れ方の解説をしているところ。

アラブ首長国連邦もそうですが、中東はたぶん自発的には行かないので文化に触れられる場は貴重ですね。お土産屋さんに現地で描かれている漫画があったのが印象的でした。

パソナ館。結構思想強めな生命推しの展示でしたね、なぜパソナが?人材派遣の会社ですよね?

写真はiPS心臓とiPS心筋シートの展示。ぴくぴく動いてるのは、電気流しているのかな。   最近は脱炭素とか環境保護とかはブームから外れつつありますが、テーマとしては大切なので技術は地道に進歩していってほしいですね。僕も頑張って再生プラ使って設計します。。

アトムとブラックジャックが目立っていましたが、ブラックジャックはそんな綺麗な人物でもないだろうという点で違和感を持ちました。

話題になっていた岩の屋根。怖かったので下は歩かなかったです。

万博ガンダム。謎ポージング。みんな写真撮ってましたね。やはりガンダムは人気。

あとは写真が無いけど行ったところの感想。

NTT館。IOWNが何なのかの説明が無く分からなかったですが、Perfumeのパフォーマンスが良かったです。自分の年齢を変える表現は、普通にアプリとか生成AIとかでやれそうですね。

ガスパビリオン。子供向け、VR体験出来て楽しい。CO2は良くないよって内容ですが、パソナ見た後だと思想弱めですね。

コモンズなど。アフリカ系よりヨーロッパ系の方が力を入れている感じ。アフリカ系は知らない国多かったです。

全体的な感想

パビリオンはどれも個性溢れていて歩いているだけでも遊園地にいるようなワクワク感がありました。外国人も多く、旅行気分ですね。

座って休むところは多くて、座りたいと思ったタイミングで休めて良かったです。ただパビリオン待ちの行列で待たされるので、子供と一緒に行くなら持ち運び用の椅子があったほうが良いです。

カフェは激混み、本当に入りたいなら朝イチが良いですね。(開店前かもですが

食事は、パビリオンのものは全般的に高め。(2000円超え)普通の食堂的なのは普通の値段(1000円くらい)でした。食を楽しみにしていないなら、軽食持ち込んだ方が良いです。

今回、子供に世界を見せるぜと意気込んだのが万博行きの始まりでした。その目的に対して実際はというと、少しは海外のイメージを持ってもらえたのかなと。うちの子は海外=怖いという意識があるのですが、一先ず海外でも環境、人、文化が全然違うよーって印象は掴んでくれたかなと。海外行ってみたい!みたいなところまではいかなかったですけどね。良い経験になったのではないでしょうか。

万博は本当に広くて、全てのパビリオンに入るどころか、外からゆっくりパビリオンを見て散歩する時間的余裕もなかったです。子供がすぐに歩き疲れるのも、家族で行く場合の難しい点ですね。うちは移動にバスを使ったりもしましたが、それでもやはり広い、遠い。

人の多さについて、直近は大体12-3万人くらいみたいです。万博内を歩くだけだとさほど混んでるイメージはないのですが、パビリオンやカフェの行列、お土産屋の混雑具合、朝イチの入館待ちでは人の多さを感じました。パビリオンは昼を過ぎると結構行列出来てたので、色々見たい人は朝イチで入って色々見て回るのが良いと思います。

おまけで宿泊場所について。万博がある夢洲にアクセスが良い本町駅のアパホテルに泊まりました。時期的にしょうがないですが、2万超えでかつ普通のビジホより部屋が狭かったのがツラかったですね。一方でコンビニ直結だったり、大浴場があるのは良かったです。