WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

【振り返り】喪失と再燃の上半期

『好きで続けてきたソシャゲへの情熱がいつしか失われていたことに気付き、引退した。』

そんなつぶやきを目にして、自分もまた情熱の喪失をしていたことに気が付きました。

そのことについてちょっと語りたい気分になったのと時期的にちょうど一年の折り返しなので、自分語り多めの振り返りをしていきます。

モノづくり、メカ設計への情熱の喪失

このブログを定期的に見てくれている人は「なんだコイツ最近は株の話しかしてないじゃないか」と感じていることかと思います。かつては個人として何かを作ろうとしたり、メカ設計者として思うよしなしごとを書き連ねたりしていましたが、直近ではやらなくなっていました。

時間がないしなぁ、実のある内容書くの難しいしなぁ。なんて思っていて書けてないと考えていたのですが、よくよく思うと情熱が無くなっていたのですよね。これは対ブログだけでなく仕事に関してもです。

理由は色々で設計の現場からちょっと離れていたり、不本意な経緯で部署移動があったり、まぁ仕事上のごたごたもあるのですが、一番大きいのは長いこと設計やっていて飽きが来たんだろうなと。

僕は元々CAD/CAE周りのコンピューターを使って何やかんやするのが好きで、新機能テストがあると喜んでモルモットになったりしていました。しかしいつしかそういう更新情報に疎くなり、アップデート内容にもロクに目を通さなくなり、最新の状況を追うのが辛くなってきました。

設計そのものについても、新しい仕事から新しい技術や知識を貪欲に得ようという気概が年々細っていくのを感じています。救いなのは、メカという分野は積み重ねが物をいう分野なのでこれまで培ったノウハウやら知識やらである程度のことが回せることですね。作るものが変わっても変わらないものがあります。仕様から設計情報への落とし込み、設計情報からデザインへの変換、設計妥当性の確認(CAE)、成形・プレス・切削と言った加工知識、約束事としての図面。そうした蓄積で粗方のことは解決できるのがメカの良いところであり、だからこそ飽きが来てしまったのかなともいえます。3DAとか新しいこともやってるんですけどね、ワクワクしないんですよ。

そんなこんなで今後しばらくはメカ的なこと、モノづくり的なことは書かないし書けないですね。

カメラへの情熱の喪失

写真も撮らなくなりましたね。遠出するときもスマホで済ませることが増えました。カメラを持って行ってもズームレンズ一本だけ、とか。

多くの荷物を持ち運んだり、カメラが傷つかないように気を揉むのに疲れたんでしょうね。ただ荷物は子が小さかった時の方が多かったし、気にかけることが多岐にわたっていました。となるとやはり、情熱が無くなったのでしょう。

単焦点レンズを始めて使った時の盛り上がりはすごかった。今でもたまに単焦点を使うと「いい絵が撮れたなぁ」とは思います。ただ、いい絵よりも労力をかけないことに重点が移りました。社内フォトコンにも、、作品を出さなくなっていた自分に気が付いてしまいました。

ゲーム熱の再燃

喪失してばかりじゃないか!と思われるかもですが、最近はゲーム熱が上がっています。

ちょっと前はFF7リバースで、最近はAC6をやり始めました。

ACシリーズは初なのですが、理不尽なこと多くないですか?ところどころ難易度がおかしいボスがいまして、特にバルテウスは本当にゲーム辞めようと思いました。ここまで心を動かされたのは久々です。それだけに乗り越えられた時の達成感は一際でした。

一時期はゲームをしていない時期があったのですが、最近はコンスタントにゲームをやっています。ゲーム、面白いです。

株式投資の再燃

最近ブログを見てくれている人はお気づきかと思いますが、銘柄研究の記事が増えています。そればかりと言っても過言ではないくらいに。

僕自身は20年近く株式投資をやっていますが、いまが一番熱量が高いんじゃないかと思います。日本株が一番盛り上がっている時期にモチベーションが下がっていて、すべてを諦めてS&P500系のETFとかJTとか勉強せずに固そうなところを持ち続けていたのに。タイミングが悪いですよね。ただモチベーションが上がるタイミングってコントロールできないんです。急にお金が欲しくなる。自分の考えや手法にしっくりくる書籍に出会う。面白い会社を見つける。そうした偶然から、興味が再燃して今に至っているわけです。

まとめ

ここ半年間で興味が無くなった、と気付いたもの。そして興味が復活してきたことについて語りました。

愛していたものへの情熱が無くなるのは自然なことですよ。人間は飽きる、忘れることが出来るから新しいものに向かっていけるわけですし。しかし愛していたものへの情熱が無くなったことに気付くのは、悲しいことなんですよね。

趣味でもコンテンツでも、一番幸せな終わり方ってなんだろう。僕は情熱が消え去る前に、それらの物から離れることなのかなと思っています。陰りが見えたタイミングでスパッと離れてしまし、楽しかった思い出はそのままでまだ続けたかったなぁと惜しみつつ。まぁ現実はそううまく割り切れないんですけどね。

僕のメカ設計は仕事なので情熱が消えても続けていかないといけないわけで。まぁ今後もビジネス上の付き合いを続けていきます。

それに希望もあります。ゲームや株式みたいに興味が再燃することもありますしね。

まぁそんなこんなで割り切って仕事したり、またまたゲームに戻ったり、お金の亡者と化したりしつつ過ごしている上半期でした。いやぁたまには自分語りしないとですね。なんでも好き勝手書いてよいのがブログの良いとこです。よくよく思うとブログこそ喪失と再燃が長いスパンで繰り返されてるわけですが、、長くなってしまうのでまたの機会に。