最近、通勤時間にAudible(オーディブル)でオーディオブックを聴いています。オーディオブックっというと音声専用のメディアのように感じますが、なんてことは無く、市販の本を音読してくれるサービス・アプリです。(もちろん有料)
僕にとっての音声メディアのはしりは「Voicy」で、これが通勤時間の過ごし方にバッチリハマったんですよね。ただ、Voicyだけだと20分くらいで聴き終わってしまいます。
本の音読なら長く楽しめるのでは?ってことで、いわゆるオーディオブックに注目。Audibleに登録してみたところ、長い通勤で効果的に知識を積むことが出来て、通勤時間が生産的な時間に変わりました。
これは僕みたいな長距離の電車通勤勢に広めたいな。ってことで、Audible導入してよかったことを紹介していきます。
音声メディアと通勤の親和性
音声メディアの長所は、どこでも聴けて、さらに気軽な所です。具体的に自分が気に入ってるのは、下記の点です。
- 歩きながら聴ける
- 手を使わずに聴ける
- 自動で話が進んでいく
電車でも徒歩でも、通勤形態を問わずに利用出来て、手を使わないからつり革持ってようとスマホゲーで周回作業してようと、満員電車で身動きが取れない状態でもOK。
なにより勝手に話が進んでいくから、疲れている時でも「とりあえず流しておくか」って感じで本を先に進めることが出来ます。読書だと、疲れて集中できない時だと目が移ってしまって先に進めないし、「よし、読むぞ!」ってなるのにある程度のメンタル使うんですよね。場所や持ち手に縛られないことよりも、この気軽さが通勤と親和性高いです。
効率は良くないが回数で賄える
学習効率はどうか。これはあんまりよくないかな。
音を聞いてるときも視覚からノイズがたくさん入ってきます。視覚情報というのはとにもかくにも無視しずらいです。通勤電車だと時間や駅を確認しなきゃいけませんし、歩いてるときも周囲に気を付けないといけませんからね。
ただ、前述したようにオーディオブックは勝手に話が読み進められていきます。そのおかげで、自分で本を読むよりも、はるかに早く本を読み終えることが出来ます。なので、何度も聞き返せばいいんです。効率が落ちるとはいえ、一周するたびに確実に本の内容が頭に入ってきます。何度か繰り返し聴けば、読書と同じくらいの情報量が頭に入ることでしょう。
一度読んだ本を読み返すのは結構しんどいですが、音声だと抵抗感があまりない、というのが個人的な感想です。
Audibleに向いてないタイトル
図表やグラフを多用する書籍は、当たり前ですが向いてないですね。
結論を肉付けするためのデータを載せてある、なんて本はまだいいんですよ。そういう本は、結論だけ知っておけばいいし、何より過程まで覚えきれないと思うので。
けど、ツールの使い方を図示みたいな、図がメインの書籍はアウトです。図を含む書籍は、図表が表示されるページの案内があるのですが、そんなの見ながら聴くくらいなら最初から本やKindleに頼るわけで…。
あと、索引的に使う本も向いてないように思います。小ネタがたくさん書かれてて、目次を見て気になる項だけ見るタイプの本ですね。具体的に言うとライフハック大全みたいなのが、これにあたります。
Audible・聴き放題からコイン制への移行
実はAudible、8/27に聴き放題が終了します。以降は、月額料金で買えるのは1タイトルだけ、月に2冊目以上読む場合は、30%OFFではあるものの購入する必要があります。
この変更、アプリのレーティングとか見てると結構叩かれます。
まぁ、改悪ですよね。契約してる限り何冊でも読めていたのが、同じ金額で1冊しか読めなくなるんですから。
これは今までが悪く言えば撒き餌状態だったわけで、それが普通のサービスになる、収益化する時になった…。ってことなんでしょうね。
手を出すのが遅くて聴き放題を堪能できなかったのは残念ですが、もともと僕は本に金を使うタイプなので、普通に本を買うように、Audibleを利用していこうかなと思います。1日3時間の通勤時間を無駄にすることを思えば、月に数千円程度は大した出費ではない、と考えます。
最後に、ワイヤレスイヤホンと面白かった本を紹介。
安いから買いました。音質は問題なく、接続や電池の持ちもいい感じです。マグネットが入ってて、聴いてない時に輪っかにして首にぶら下げられるのが何気に便利。
孫氏の兵法、内容は良く知らなかったので聞いてみました。真っ当なことがたくさん書かれててタメになりました。意思決定の時に意識していきたいですね。