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【Fusion360】モデリング効率を上げる小ネタ集

Fusion360に限らず、3DCADには大っぴらにされていないけど実装されている機能がたくさんあります。

それら1つ1つのTipsは取るに足らないですが、塵も積もればで、モデリングの効率が大きく変わっていきます。

そんな小ネタ達を、備忘録がてら残しておきます。「あ、こういうのもあるんだ」というのが見つかれば幸い。

新しく発見次第、追加していきます。

(7/27更新)
・カスタムショートカットキーの設定方法
・複数面を同時に色付けする
・面の外観を別のものに置き換える

キーボードショートカット集

公式Helpを参照

モデリング速度に一番効いてくるのがショートカットの使用です。良く使うコマンドは覚えておきましょう。

カスタムショートカットキーの設定方法 (7/27更新)

各コマンドに対し、自由にショートカットキーを割りてられます。

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ショートカットボックス"S"への割り当て

良く使うコマンド群れをコマンドリストに登録することができます。

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スケッチ時に自動参照・拘束を切って描く

勝手にエッジやグリッドと参照がついて面倒な時ってありますよね。

Ctrlを押しながらスケッチすることで、参照・拘束を切った状態で形状を描けます。意図しない参照・拘束が付きそうなときは、活用してみてください。

全く参照・拘束が欲しくない人は、パレットで切っておくといいでしょう。

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曲面からの押し出し

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こんな感じのボスを立てたりするやつです。

発想を変え、オフセット平面から曲面へ向けて押し出します。

①オフセット平面を作成する

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②作成したオフセット平面にスケッチ

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③曲面に対して押し出す

「結合」させるなら、範囲は寸法、オブジェクト、すべて、のどれでも可能です。

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押し出しの「範囲」による挙動の違い

押し出しで新規ボディとして作成する時、範囲の指定の仕方によって出来上がる形状に違いがあります。

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①距離

シンプルに指定した距離までボディができます。

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②オブジェクト

最初に接する面の形状まで押し出します。

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③すべて

形状の最外形まで押し出します。

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寸法は式と変数が使える

寸法はそれぞれ変数が割り当てられています。

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そして、寸法は四則演算をそのまま記載できます。(計算した結果を寸法として出力します。)

これらの応用として一例。中心振り分けしたいときは"全長/2"にしておけば、全長弄っても中心位置がズレません。

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奥の隠れている要素(面・エッジ)を選択する

要素の選択は左クリックですが、通常は一番手前の要素のみ選択されます。けど、見えている奥側の要素を選択したいときってありますよね。

そういう時は左クリックを長押しします。

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すると、どの要素を選択するか、リストが出てきます。リストにポインタを当てると要素がハイライトされますので、これで自分が意図する要素を確実に選択することが出来ます。

形状の裏側を選択したくないとき

ウィンドウ選択で複数選択すると、デフォルトでは裏面も一緒に選択されます。

それが嫌な場合は、予め選択フィルタで「裏側も選択」のチェックを外しておきます。

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特定の要素だけ選択したい(したくない)とき

面を選びたいのにボディが選択される時など、フィルタを用いて特定の要素だけ選択できるようにできます。

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特定の向きを正面にする

右上のキューブで向きを選択することで、選択した向きを正面ビューに揃えてくれます。

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6面以外に、アイソメや稜方向も選択可能です。

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複数面を同時に色付けする(7/27更新)

外観を設定する時に面に対して設定しておけば、1つのボディで多様な材料表現が出来ます。

外観設定は希望の面に材料をドラッグ&ドロップするのですが、事前に面を複数選択しておくことで、1回のドロップで複数面に外観を設定することが出来ます。

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面の外観を別のものに置き換える(7/27更新)

「このデザイン内」の材料に、置き換え先の材料をドロップすることで、モデルの面に設定した外観を置き換えることが出来ます。

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こんな記事も書いています。

temcee.hatenablog.com

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