ムスコがガンプラのエクシア見て「カッコいい~」と目を輝かせていて、ぼちぼちガンプラの良さがわかるようになってきたなとしみじみする今日このごろ。
ちょっと前にガンダムのENTRY GRADE(以下 EG)が話題になっていて、それでムスコのガンプラ入門をさせてみるか!と意気込んだのはいいものの、EGガンダムは品薄かつ転売屋の餌食となっており入手を断念する羽目になりました。
ただEGを調べてるとガンダム以外に色々あるんですよね。で、ラインナップにドラえもんもありました。ムスコはタケコプターをつけて外を歩く程度にドラえもんが好き。丁度いいのでは?ということでEGドラえもんでプラモデル入門することにしました。
↓タケコプターは藤子・F・不二雄ミュージアムに売ってます。FYI. temcee.hatenablog.com
ファーストコンタクト!箱を開けた時の感動を忘れずに
箱を開けると組み立ての説明書と、ランナーにつながった各種パーツが入っています。バラバラのパーツを組み立ててモデルを完成させていくワクワク感、ムスコは感じでくれてるでしょうかね?
組立前にざっくり説明書に目を通します。パーツの記号とかはいまいち理解出来てなさそうですが、説明書の絵をもとに組立を進めます。
EGは入門用プラモです。誤組立を防ぐためにハートや星のマークで位置決めするようになっており、誤組立を防止しています。「ハートとハートを重ねるんだよ」みたいな感じで口は出しましたが、手は出さなくてもサクサク組み立てていけました。鼻とか鈴の細かいパーツだけはサポート必要でしたね。
最後に好きな表情のシールを貼って完成!
よく出来ているゲート、キレイな部品
EGは道具無しで組めるのが特徴で、部品をランナー部(非製品部)から取り出すときもニッパーなど使わず素手でもぎ取れます。実際、ムスコ(5歳児)でも苦もなく部品を取っていました。
これを可能にしているのがゲートの作り込みでしょう。
ゲートとは部品とランナーをつなぐ箇所です。ゲートの断面積が小さければそれだけ手でもぎ取りやすくなりますし、ゲートの跡は目立ちにくくなります。
一方でゲートを小さくすると部品への樹脂流れが悪くなり、樹脂の充填不良になったり樹脂の合流箇所であるウェルドラインが目立ち強度不良になったり、などの成形不良の原因になります。これらは充填圧や保圧を上げて調整はできるのですが、それをやると今度は金型の合わせ箇所でバリが発生したりなど...。
以上のように、ゲートを小さくしつつキレイな部品を成形するには多くのパラメータが絡んできます。
EGドラえもん、とてもキレイですよ。
部品はバリも無いしゲート跡は目立たないし。頭の部分は前後で部品が割られているのですがゲートの位置はピタッと一致していて、ゲートが点在して目立ったりしないようになっています。入門用とはいえ、きちんと作られていますよね。曲面同士の合わせも段差なくつながっており完成度が高いです。金型を入れ子にしておいて、一緒に磨いて作っているのかもしれないですね。
まとめ
ENTRY GRADEドラえもんをムスコと組みました。
ムスコは創作系が好きで、廃材やダンボールでのモノづくりをよくやっていて、今回のプラモ作りも楽しそうに取り組んでいました。寝室に持ち込んで一緒に寝たりして、買ったかいがありましたね。良い散財でした。(寝てる時にしっぽが取れて大騒ぎになったりもしましたが...)
EGは他にもドラゴンボールや仮面ライダー、コナンなど色々なラインナップがあります。またガンダム系もストライクが冬頃に登場するみたいですね。次はガンプラにチャレンジしてみたいものです。