ちょっと気が早いですが今年の投資を振り返っておきます。決算も無事?通過して、よほどの事態が無い限りは今年はもう売買しないと思うので。
2024年の抱負
今年は小型株メインで、きちんと中身を見て相対評価もして中長期目線で買いましょう。というのを目標にしてました。
自分なりの目標株価は設定できてない銘柄もありましたが、こうなったら売るみたいな所は一貫性を持たせられたかなと。
今年の成績推移
年前半は調子よかったものの4月以降は一向に冴えず、節目節目に大きく食らって主要指数に劣後、、といったところです。株つらい。
個別の銘柄について
RIZAP
今年前半の立役者であり、後半の戦犯でもある銘柄。
去年から持っていて激しい値動きと綱渡りの資金繰りに冷や汗を流しつつ、チョコザップの拡大とサービスの改善・進化を客として見ながら保有してました。ようやく報われると思ったタイミングで大量の立会外分売により爆死。
直近2Qの四半期黒字が大したことなく、会員数の伸びも落ちている事にネガティブに受け取り一部処分しました。
地方出店比率が上がっているから会員数の伸びが落ちている、地方は家賃負担少ないから利益は出せる。そういう言い分は分かるものの、今年の2月に改訂した中計と現状が、利益面だけでなく会員数でも乖離してるでしょうと。今後は利益確保のために出店も絞られるから店舗数も伸びず、そうするとさらに会員数が伸びなくなる予感。
次の3Qは株主優待で会員数が底上げされるのと、出店絞っているのもあり見た目の数字は良いものが出てくるかなと思ってます。次の成長機会は中国出店の成功ですかね。そのためにもいったん現金を稼ぐ必要はあるのかなと。
カイノス
検査試薬の会社。業績は安定していて、ちょっとずつ製造面を改良して利益率が上がっているスルメのような銘柄。とりあえず買いたいものが無い時にちょこちょこ買って、欲しい銘柄が出来た時にちょこちょこ売っていた。もうちょっと配当出してもいいんじゃないかと思うんですよね。
製薬系は厚生労働省に価格決定権握られていて、物価上昇に弱いのが可哀想なところ。
カナレ電気
現金貯めこみ過ぎじゃない?
カバー
1500円くらいで買ったものの、VTuberはアニメ・ゲームのIPと違って演者依存だから長期で育つものでもないかなぁと考えなおして売却。後に高騰。涙。
ENなど海外が強いのがエニカラ比較の優位点と思っていますが、マネジメントが傍目には微妙そう。
日本パレットプール
レンタルパレット屋さん。もろもろ安そうに見えたし、物流の2024年問題関連として保有。チャイナダンピングでボロボロの石化への依存が思ってた以上に大きく、今期予想を大きく下回る進捗で爆死。同業のUPRも冴えないし、物流の2024年問題とはいったい何だったのか。
トレイダーズ
FX業者内で成長してるし、為替が荒れてるから儲かるだろうなと保有。何故口座数が伸びてるのかイマイチ分かってない、スプレッドが小さいのが受けてるのかな。
田中建設工業
目先の数字は良いものの、採用がただただ上手く行ってない。不人気は会社名の問題ではないと思うんだ。
ソフトウェアサービス
成長性と利益率、財務の健全さから考えて安いなと思う一方、株主還元に消極的だし市場のパイは限られていて遠くない将来ストップかかるのではとも。ここの月次は荒れすぎて参考にならない。
Abalance
色々怪しさ満点なものの、RIZAPの含み益が大きい頃に気が緩んでおり、遊びのつもりで購入。爆損。以後、変な銘柄には遊びでも手を出さないようにします。。
味の素
好きなのでずっと持ってます。株主工場見学は2年連続でハズレ。
三和油化工業
化学とリサイクルの会社。電池・半導体向けの化学品が低位に推移しており爆損。
特定建設業の取得によりプラント解体、残液取得、リサイクルという流れが出来るようになったことへの期待と、自分の実務的に製造業で徐々に環境訴求が強くなっている実感あるので、将来性はあるのではと思っています。
まとめ
気が早い今年の投資振り返りでした。
思っていた通り順調だった会社、予想に反して波乱を巻き起こした会社、突然の分売りで株主を絶望の淵に叩き落とした会社。いろいろありました。お金はあまり増えなかったけれど、毎日張り合いがあってよかったですね。
四季報読んだり決算資料読んだりはしたものの何等か成長したかというと怪しいところ。ですが、まぁもう何年かは継続していこうと思います。会社がどういう状況で、どういうところに力を入れていくかって読み解いていくのは、結構面白いですしね。