WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

財布の紐が緩い

最近財布の紐がガバガバになっている。

秋くらいまでは「おやつはチロルチョコ1個」「飲み物は水筒の麦茶」など鉄の意思、鋼の強さで倹約に励んでいたはずだが、最近の僕はどうも気が緩んできている。リプトンのミルクティーを買ってみたり、ドーナツを食べてみたり、昨日の夜などは缶コーヒー→アルフォート→ミネラル水の3コンボをたたき出してしまった。合計金額は300円オーバー、これではバジェットを達成できない。いったい何が僕の意思を切り崩しているのか。

応力集中という言葉がある。物体に力が加わった際に材料内に生じる変形に抵抗する力を応力と言うが、応力集中とはその名の通り応力が局所的に集中することを指す。この現象が生じると物体はあっけなく破断へと至る、お菓子の袋などにある切れ込みがいい例で、ちょっとしたクラックが大きな破壊へと至る元となってしまう。鉄も鋼も、応力集中する箇所があれば存外もろいモノだ。

この現象は僕の心にも適用できるらしい。

「今日は頑張ったし、チロルじゃなくてブラックサンダーにしよう」これが始まりだった。この瞬間、僕の中にあった鉄の意思にクラックが入ったのだ。以降、ちょっとハードな打ち合わせやモデリングに集中した後などに頑張った御褒美のお菓子やドデカミンを購入するようになってしまった。

良くない、これは良くないよ。今一度、僕はかつての意思を取り戻さなくてはいけない。転職時に提示された賞与条件より10万円ほど少ない支給額を見て、ぼくはしょうきにもどった!

金属は鍛えることで強くなる。変形するほどの力を受けると、次はそれ以上の力を加えられない限り変形しなくなる。 叩け、鍛えろ。ガバガバになった僕の財布を、その精神を!

だけど今週はヘヴィな週だったなぁ、重たいイベントがいくつもあったし…そんな週の金曜日たる今日くらいはちょっと気を緩めてもいいんじゃないかな?そんな訳で今日も15時にリプトンミルクティーでリフレッシュ。倹約は来週からボチボチやろう。