WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

赤ちゃんと一緒に寝てる親は凄い

我が家では寝室が二つある。

正式には、夜になると居間が臨時寝室となり、そちらで嫁さんとムスコが寝て、本来の寝室で僕が1人寝ている。休前日だと一緒に居間で寝ることはあるけれど、平日はほぼ確定で別個だ。

 

けど周りを見ていると、赤ちゃんと一緒に寝ているお父さんをそれなりに見かける。理由は大体奥さんに配慮したものらしいけれど、理由はどうあれ赤ちゃんと寝室を共にしながら、仕事をこなしている世のお父さんは凄いよなーと思う。

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頻繁に起きる赤ちゃん

うちのムスコは1晩で大体3回は起きる。20時前後に寝て、23時、2時、5時くらいかな。起きる理由はよく分からない、眠りが浅くなったタイミングで目が覚めてしまうのかもしれないし、おなかが空いたからだという意見も耳にした。とにかく2、3時間毎に目を覚ます。それもギャン泣きを伴った目覚めだ。数ヶ月前のムスコならミルクを与える事でおとなしくなったが、最近のムスコはミルクを受け付けず、嫁さんに頼るしか無い。(抱っこでも頑張れば眠りまで持っていく事が出来るが、8kgを超えるムスコを抱えてシャトルランを行うと、ムスコが眠る頃にはこちらの目が冴えてしまう)

父は無力だ

ミルクという武器が効かなくなってから、夜の育児において僕は完全に足手まといとなった。起きたムスコと授乳する嫁さん、そんな2人に大して僕が出来る事と言えばオムツを持ってくる事くらいだ。オムツ運びのために寝不足状態になって翌日の仕事に支障を来すくらいなら、ぐっすり休んでガッツリ仕事してこいよ、というのが我が家のコンセンサス。*1

同じ空間で同じ時間を過ごす事に意義があるのか

ミルクが大丈夫な赤ちゃんなら父親にもある程度活躍の芽は残されているけれど、お湯を沸かす所から初めて哺乳瓶用意して温度調整して…という手順を踏まないと行けない父親に対して、母親側の手順は少ない。こういうところ、父親はどう頑張っても育児の面で母親には勝てないよなー、と強く感じる。

ただし、仕事をしている父親にとって子供と過ごす時間というのはあまりに短い。僕などは、定時で帰っても通勤時間の関係でムスコの寝姿しか見る事が出来ず、シッカリふれあえるのは休日くらいだ。そのためか、ムスコにとって僕は完全なるレアキャラ、姿を見るだけで興奮させてしまうような存在と化している。*2もしずっと同じ部屋で寝て、同じ時間を共有していれば、これまた違った感じになっていたのかもしれない。

 

そんなこともあるし、育児に協力するぞ!という姿勢を見せる意味でも本当は同室で寝るのが家庭的には一番いいのかもしれない。だけど残念ながら僕はできない。ムスコに夜起こされると、本当に次の日がツラいから。そんなわけで冒頭言ったように、赤ちゃんと一緒に寝ている親って凄く偉いなと僕は思う。かくありたいものだけど今は休前日だけでごめんよ、という謝罪の念をこめてムスコのお尻をプニプニしてきた後にこの文章を書いている。何をやっているんだ、僕は。

*1:「私が起きている時にぐっすり寝られてる姿を見せられるのもムカつくし」という意見もあったけれどね。

*2:だから夜中はムスコに姿を見られないように気をつけている