WICの中から

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かつてハマったゲームのストーリーが思い出せない

こんなツイートを見た。

HAHAHA、そんな感じのストーリーだったなと笑い飛ばしたあとにある考えがよぎる。あれ、もともとどんなストーリーだったかな?…と。

僕が思い出せる範囲のFF7のストーリー

 クラウドとかティファとかが新羅カンパニー相手にテロリストやってるところから始まる。何でテロしてるんだっけ…星の命を使って経済活動してるからだっけ…。クラウドは自称ソルジャーの一般兵卒で、ライフストリームの影響で記憶喪失になり、親友のザックと自分のことを混同してたんだったかな。ヒロインのエアリスは花を売ってたのがファーストコンタクト、その後の経緯はすべて忘れて、次に思い出すのがセフィロスに刺されて死ぬところ。これは印象的でよく覚えてる。あとは、うーん。経緯が思い出せない。ジェノバがラスボスで、その後にセフィロスに超究武神覇斬をかまして、メテオはホーリーで止めて終了。あれ、なんでメテオ落ちてるんだっけ…あとはスノボーの記憶しかない。

意外に覚えてない

おかしいな、FF7は僕がPSを買うきっかけになった衝撃作で、世間一般的にも名作だ。それを、こんなに忘れてしまうものなのか。ほかのゲームはどうだろう?

聖剣伝説2

 錆びた聖剣を抜いてしまったランディは村に災いをもたらすとかで追い出されてしまう。理不尽。そこから色々あって最後は神獣と戦う。ティンクルバリア、マナの剣…。途中のストーリーが完全に飛んでいる。マナの神殿…聖霊…いったいどういう話なんだっけ…。ボス戦後にセレクトで出られなくなる…そんな知識は残っているのに。攻略本を買って、あんなに楽しんでいたのに…。思い出すのはポポイが一人たたずむエンディングのみ。

 クロノトリガー

 クロノが時間を飛んでいろいろやる。なんで時間飛んでたんだっけ…。魔王を討ちに行く時のカエルのカッコよさや、途中でクロノが死亡する衝撃、ルッカの母親を助けられなかった無念は今でも僕の胸に宿っている。ただ…ストーリーの繋がりが思い出せないんだ…。二週目は強くてニューゲーム、速攻でラヴォス倒しに行ったなぁ。

スターオーシャンセカンドストーリー

 ひょんなことで未開惑星に飛ばされたクロードが元いた場所に戻るため冒険していたような気がする。途中でその惑星が消滅したり、パパンがいた艦隊が消されたりした気がするけれど、敵勢力の目的とかがイマイチ思い出せない。なんだっけ、10賢者だったかな。スターオーシャンはどちらかというとキャラクター間のかけあいとかが凄く好きで、やってた当時もあまりストーリーを追いかけている気がしなかったかな。。。

ゼノギアス

フェイは田舎で絵を書いたりして暮らしていた記憶喪失の好青年。親友たちの結婚式に向けて色々やってたら人形兵器のギアが降ってきて、村でドンパチが始まる。戦闘を止めるべく放置されてたギア・ヴェルトールに乗り込むも、暴走して村を滅ぼしてしまう。失意のまま旅立ったところエリィと出会う。その後も多くの人との出会いを重ねながら世界を陰で操るソラリスの存在を知り、これを打ち倒すべく行動をする。エリィはソラリスの軍人であったが、ソラリスを離れフェイと共に行動するようになる。

 
ソラリスを支配する「ガゼル法院」は「神」の復活を目的としている。この惑星の人類は自然発生したものではなく、他の高度な文明で作られたデウスという兵器のパーツとして生み出されたもので、「神」とはデウスのこと。人類が十分に進歩したと判断して、パーツたる人を神たるデウスに還元すべくガゼルが暗躍していたとのこと。しかし後にガゼルは、同じく神への還元を望むカレルレンに消されてしまう。
 
エリィはデウスのキーとなる生体パーツで、フェイはゼウスの動力源であるゾハルに接触した、唯一デウスから生まれていない人間(の生まれ変わり)。フェイは幼少のトラウマから来る多重人格を克服したり、過去の生まれ変わりの霊体がとりついた父を打ち倒したりしながら、最終的にデウスを破壊してエリィを救い出す。カレルレンは過去の戦争で人間の汚い裏切りを目の当たりにして神に救いを求めていたが、人の可能性を見せたフェイとエリィに対して「お前たちが羨ましいよ」と残し、去っていく。◎Д◎)<ショオーーーッ!
よし、ゼノギアスは覚えてる!復刊ドットコム様のお蔭でパーフェクトワークスも購入できるぞー!時代に感謝しながら購入確定だなッ!

 

思い出はシーンで残る

最後のゼノギアスは思い入れがハンパないので例外として、大抵のゲームについてあまり詳細にストーリーを覚えていないことが判明してしまった。RPGはストーリーだよ、なんてドヤ顔で語ってた時期があったのに、恥ずかしい。ただ、印象に残る場面というのはやはり当時の感動と共に頭の中で生きている。そういった心動かすシーンにはキャラクターへの思い入れが必要だし、それは没入できるストーリーあってのモノなのかなと思う。もちろんBGMや演出、ゲームシステムなどの要素も含めゲームそのものにハマった状態になったからこそ、本気になったからこそ20年前後前のゲームの事を覚えているんだ。

 

好みとするゲームの嗜好は変わってしまったが、やはりゲームはいいものだと思う。僕はこんないい年しても思い出してホッコリできるようなゲームを経験できて本当に幸福だ。今後もゲームなり小説なり映画なり…なんでもいいので、また20年後に思い出してホッコリできるようなものに出会いたいものだ。