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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

【はじめての投資】株主優待と配当は株を一晩保有していれば貰える

株式投資をやっていない人から「やっぱり優待もらってるの?」と聞かれることがあります。単元株を権利日に持っていれば、株主優待と配当は貰えます。投資家にとって基本的な事でも、投資に疎い人から見ると、株主優待は敷居が高く見えるのかもしれません。

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JTから貰ったご飯の株主優待

権利確定日に保有しておこう

株主優待は単元株を権利確定日に1晩保有していればもらえます。権利が確定したらすぐに売ってしまっても問題ありません。

権利確定日は銘柄によって異なるので、気になる会社があるならヤフーファイナンスや企業のHPを見てみましょう。僕の保有しているJTを例にとってみると、権利確定は12月末日と6月末日です。大抵の企業は配当こそ期末と中間の2回出ますが、優待も2回出してくれる所は珍しいです。

info.finance.yahoo.co.jp

注意!権利確定日と権利付き最終日

権利確定日にもっていればいいと言いましたが、これは権利確定日に購入(約定)すれば良いというわけではありません。株式の受取は購入(約定)から4営業日目です。このタイムラグを考慮し、前もって購入するようにしましょう。

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具体的な日にちが欲しい人は「権利付き日 スケジュール」でググれば、各月ごとに権利付き最終日をまとめてくれているサイトが見つかります。不安なら確認のために見ておくといいでしょう。

権利付き日に買って、翌日すぐ売ればいい?

これは何とも言えません。

同じような事を考える人は世に多数いるようで、権利落ち日には株価が落ちる傾向にあります。配当と優待を貰っても、それ以上に下げてしまえば意味がありません。

かといって必ず下げるわけではありません。下がっても配当と優待でカバーできる範囲なら勝利といっていいでしょう。だから権利付き日に買って、すぐに売るスタイル、いわゆる配当取りに関しては有りとも無しとも言いがたいです。この行為はギャンブルに近いです。

個人的な意見を言うなら、株の購入決定は優待・配当に左右されるものではないかと思います。あくまで会社に魅力があるかどうか、株価が割安かどうかを判断するべきです。

現物買いと空売りのクロス取引は有り?

出来なくは無いですが、手間とリスクからオススメしません。

現物を買うと同時に信用売りを重ねる、いわゆる両建てにすることで株価の値動きリスクを0に出来ます。株価が下がって現物がマイナスになっても、空売り分のプラスで相殺できるということです。

信用売りだと配当分はマイナス調整を受けるので、両建てでは株主優待分のプラスしかありません。そしてそこから両建て分の取引手数料と逆日歩が発生します。逆日歩は、信用売りが膨らんだ時、余計に発生する費用とでも覚えておいてください。

逆日歩は変動するので、額によっては優待の価格分を上回るマイナスが発生する可能性があります。そうでなくとも、優待から手数料・逆日歩と差し引いた利益を考えると大した額にはなりません。小銭のためにあくせくするのは、時間がもったいないです。

3月権利付きの会社は多い

3月決算の会社は多いかと思います。そんなわけで3月に権利付きとなる会社は多いです。下記サイトによると3月決算の会社数は2372社、次いで多いのが12月決算で336社です。強く意識する必要は無いですが、覚えておいて損は無いでしょう。

優待・配当を貰うなら長期投資で

権利日だけ保有して配当を取ろうとするとギャンブルです。頻繁に取引すると手数料もかさみます。なので、配当や優待を意識するならばスイングトレードではなく長期投資を目指すべきでしょう。良い会社を見つけて、割安と思われる所で買い、ずっと保有しておくのです。良い会社とは一夜だけの関係で終わらせる必要は無いのです。

そんなわけで、優待や配当だけに縛られる事無く、業績や株価とあわせ総合的に考えて投資を行いましょう。

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