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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

【はじめての投資】源泉徴収有り特定口座なら年間収支を調整して節税しよう

年末が近くなってきました。証券口座の年間損益が確定する時期です。残念ながら現時点で含み益込みでも僕の年間収支はマイナス、最近は怖くなるくらい(僕の保有株以外の)上げ相場となっているけれど、おそらくプラ転には届かないでしょう。ま、それはしょうがないとして、来年の為にある程度の利益を確定しておこうかと思います。来年のための節税です。

先日株式投資を始めた後輩も税金について関心があるみたいで、どうすれば良いか聞かれました。そんなわけで備忘録がてら、収支に対してどう対応していくかメモしておこうと思います。

源泉徴収有り特定口座

僕は源泉徴収有りの特定口座で取引を行っています。*1源泉徴収なので利益が出れば逐次徴収されますし、損失が出れば払った税金分が還元されます。確定申告をしなくていい20万以下の利益についても強制的に税金が徴収されるデメリットはありますが、確定申告に時間を費やさなくていいあたりがサラリーマンたる僕にとって大きなメリットです。誤解される事が多いみたいですが、確定申告は不要であるだけで、源泉徴収有りであろうと確定申告することは可能で、損失の繰越や他の証券口座の損益通算は可能です。源泉徴収無しにしてても最大で20万円の2割、つまり4万円程度の節税になるかどうかというところなので、手間を考えるとサラリーマンは源泉徴収有りで投資するのが楽でいいかと僕は思ってます。

<参考>

No.1476 特定口座制度|所得税|国税庁

特定口座の節税戦略

特定口座の年間収支別戦略チャート

上の図で言いたい事は大体言い尽くした感がありますが、一応説明していきます。

年間収支が大きくマイナスなら確定申告で損失繰越

特定口座で源泉徴収有りを選択していても確定申告をすることで3年間は損失を繰り越すことができ、来年以降に利益が出た時に過去の損失で相殺してやる(損益通算)ことで節税することができます。

マイナスが小さいなら確定申告せず含み益を確定だけする

損失繰越による節税より確定申告の手間を惜しむなら、とりあえず手持ちの含み益銘柄を利益確定しておけばいいです。同じような値段で買い直す事ができたなら、来年以降に利益確定でとられるはずだった税金分が浮きます。当たり前ですが手数料が余分にかかる事には注意です。また後述しますが、売却と買い戻しは別の日で行うようにしてください。 

年間収支がプラスなら含み損を解消する

プラスの場合、まずは含み損銘柄を切って年間収支を少しでも解消しておきましょう。もし源泉徴収がないなら、20万以下の利益だと確定申告が不要になるので手間と税金が浮きます。そうでなくても利益が減ればそれだけ払う税金も減ります。含み損がない方が気持ちよく新年も迎えられますしね。こちらも手数料がかかることと、売却日と買い戻し日を別で行うよう注意が必要です。

売却時の注意点

受渡日は約定の3営業日後

損益計算をする際の基準日は受渡日です。確定申告を行う際はその限りではなく約定日、つまり大納会でも可能らしいですが、源泉徴収されている方は忘れず早めに売却しておきましょう。今年は12/30(金)が大納会だから12/26(火)までです。

売却と買戻しは別の日に行う

売却したあと同じ日に買い戻すと、購入単価が買い戻し額で平均化されたもので売却の計算をされてしまいます。利確も損確も一部だけになってしまうわけです。

終わりに

最近はトランプ相場でマーケットも急上昇、含み益を抱える人も多いことでしょう。年初からの下げで収支がマイナスに沈んでいる人はここら辺で一度利益確定しておくのも手なのかなと思います。とはいえ連日のようにあげている今の日経を見ていると「明日には同じ値段で買えなさそう」とも思い、なかなか売却できないかも知れません。何にせよ株式の譲渡益に対する税金は20%、安くはありません。できる節税はやっておきたいですね。

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*1:理由は簡単、確定申告がめんどくさいから。