WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

最近飲んでない…みんな家でも結構飲むものなん?

同僚との帰り道、最近は飲み会がないという話になった。今はちょうど皆が忙しい時期だし飲み会をする理由付けもないのだから仕方が無い。

 
そこから僕は「飲み会ないからしばらく飲んでないよですよねー」と続けた。すると同僚が怪訝な顔をしながら「家で飲んでないんですか?」と一言。「お酒飲んであんなにはしゃぐMCさんが、家で飲まないんですか?」と追撃のもう一言。いったい僕はなんだと思われているんだろうか。過去のたった一度の過ちは僕を未だに悩ませる。
まぁそれはそれとして。僕は家ではほぼ酒を飲まない。飲みたいなーという気分になることもない。僕にとってお酒とはお口の潤滑剤であり精神的なリミッターを少し緩める免罪符みたいなもので、つまるところ楽しい雰囲気でお話するために飲んでいる。だから家で1人飲んで気分が高揚してもあまり意味が無い。嫁さんが飲酒禁止で僕だけ飲むのもなんだか悪い気がするし。
 
家で飲む人は何を求めているのだろうか。ひとつは単純にお酒の味が好きなんだろうなと思う。お酒の世界は幅が広く奥も深い、カクテルからビールに日本酒、ワイン、ウィスキー、焼酎…種別だけでも大量にあるうえ、それぞれの種別の中も銘柄や産地により多くの広がりがある。また酒に合わせるおつまみや料理によって酒の味わいも変化をするので、酒単体だけでなく組み合わせも考えていくと可能性は無限大、毎日飲んだとしてもすべてを網羅することは出来ないだろう。そんな広大な世界を探求する趣味的な飲酒はいかにも大人の趣味という感じでいいよなー。
 
だけどみんながみんなそんなお酒好きかというとそんなわけでもないだろう。 大抵の人は方針的には僕と同じで精神的な緊張をほぐすために飲んでるんじゃないかな。
 
仕事や家庭などなどで根詰まってくるとそれらから開放された時でさえ頭から考えが離れなくなるものだ。真面目に仕事をしていれば24時間仕事のことを考えてしまうものだと言ったのはいつな上司だったか、その状態を力に変換できるのが一流のビジネスパーソンで、その状態に消耗してしまうのが一般的な人だ。だからこそ真面目な一般人にはお酒が必要なのかもしれない、悩みで凝り固まった頭をアルコールでほぐすのだ、硬くなった体をストレッチで伸ばすがごとく。
 
なんてことを考えていたが、それだとお酒を飲まない僕はどうなんだろう。一流のビジネスパーソンなのか、それとも単なる不真面目な一般人か。まー、それをキメるのは僕じゃなくて周りの人なわけで、気にするだけ無駄か。何はともあれ最近飲んでないので、忙しいとはいえ集まってワイワイやりたい今日このごろ。