WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

6年の呪縛から解放され新たなる修羅道が始まった

スプラトゥーン3をプレイしている。

初代をプレイし、転職・子供の誕生・Switch品薄で2を諦めました。その後Switchを偶然購入し、仕事が落ち着いたタイミングで3が発売されたので復帰した次第だ。

実は初代スプラトゥーンで1つやり残したことがあり、令和の時代に至っても心の中で引っ掛かっていた。

S+に昇格したことが無い。

未練はことあるごとに頭の中で再生された。仕事や家庭の中で充実感を得た時などにふと、「いうてS+に昇格できなかった人生歩んでるんよな...」と。

スプラトゥーン3でS+になる。人生を取り戻すため新たな目標が生まれた。

衰えと立ち回り

ゲームに関して自分のピークは明確に6年前だ。若さと圧倒的なプレイ時間が土台にあった。

一方いまではアクション・シューティングに関してブランクがあり、年も取って集中力や瞬発力も落ちた。正直、対面での打ち合いで上を目指すのは厳しい。となれば立ち回り方を頑張るべきだ。

初代では.96ガロンデコを多用していた。シールドを貼り、長射程2確の圧力で前線を押し上げ、裏取りには無敵のダイオウイカで対応する。強すぎてバランスを欠いていたブキだ。そこから2を経て3になり、極端に強いブキは無くなったように思う。

3では.96ガロン...ではなく.52ガロンを選んだ。
弱体化されたようだがシールドは未だ強い。ガロン族の特徴たる2確が与える圧力は強く近接~中距離で強気に攻められ、射程も塗りもそこそこ。スペシャルのメガホンはナイスダマやマルチミサイルのような無体さはないが、.52で対抗できない長射程を一時的に機能不全にできるし、ヤグラやホコの進行妨害も出来る。まとめると、目立った弱点が無く攻守とも高い水準でこなせる優秀なブキだ。

攻守ともこなせるのが重要だ。立ち回りを頑張るとは、全体を見通して相手の注意が反れていれば裏から攻め、落ちそうな方面があれば中射程で圧と塗りをサポートし、厄介なオブジェクトはシールド展開して強硬して壊す。キルの山は築けずともOne for Allで戦える。

プレイ時間の捻出

スキルと違う軸で戦えるようになったが、やはりそれなりの時間をプレイしないと上にはあがれない。

集中してプレイするためには1人だけの時間帯、かつ集中力を持たせるため1時間以内。その条件に合うのが平日朝のテレワーク開始前の時間だ。仕事始めのコーヒーを少し先にいただいて、一日のピークをバンカラマッチにかける。業務があるので、負けがこんでも「もう一戦!」とならないのも良い。

余談だけど、チャレンジマッチの仕組みは辞め時を作る意味で秀逸だ。

待ち焦がれた瞬間

6度の昇格戦敗北を経て7度目、ついにその瞬間は来た。

S+...いや、S+0?ゼロってなんだゼロって?

修羅への道を開いてしまった

調べてみるとS+はS+50まで上があるのだ。+50って。C-からS+0までで10段階くらいの昇進だったのに5倍とな?

さらに3か月ごとにウデマエはリセットされS+0だとSに落ちるらしい。永遠に戦い続けなければ生き残れないのだ。まさに現代の蟲毒。

また呪縛のためS+になるまでお預けしていたヒーローモードとサーモンランも解禁!こちらもそれぞれヘヴィなやりこみが待っている。僕のスプラトゥーンはようやく始まったばかりなのだ。

僕は任天堂が恐ろしい。6000円そこそこのゲームに、人生が壊れてしまうほどのエンターテインメントを詰めてしまうとは。果たして僕は修羅道に折れず、健康で文化的な良き社会人で居続けられるだろうか。

それはそうとガールのamiibo欲しいと思ってたら普通に売ってない。中古品は高騰中。買えなくもないけど転売ヤーに金を払うのが嫌だ。