世の中は激しく動いていて、動乱の中で言及したくなることの1つや2つは出てくるもので、ブログを書くネタには困らないはずですが、書いていて「公開しない方がいいな」とお蔵入りするケースが増えてきました。
原因は仕事と関連した内容で面倒ごとを避けたい、ネットのネガティブな可燃性の高さへの懸念、という2つの要素の組み合わせですね。
今もこのブログにメカネタはあるのですが、それらは一般的な内容だったり賞味期限が切れているものだったりします。そして一般的な内容のネタが切れてくるとより専門的な内容になってくるわけで、その専門性は仕事と密接に絡んでくるわけですね。
僕は、世代柄ですかね、ネットは匿名でやるもので現実の自分と結びつけたくないタイプです。不器用なので別人格を作っているわけではないですが、ネットとリアルは別世界として扱いたいのですよね。なのでブログ記事によりネットとリアルが近づいてしまうと考えてしまう事にストレスを感じますし、ネットの出来事でリアルな僕の生活が乱れるのも嫌なんです。
なら仕事と関連しない内容だけで記事を作れば良いと誰もが思うでしょう。
そこで問題となるのが僕自身がいまプライベートの活動が停滞していることです。これは単純に時間が無いことに起因しています。そして時間を作るために興味の矛先が「仕事の時短」となり、直近の発想は全て仕事の効率化に繋がるもので埋め尽くされるわけです。冒頭にネタには困らないと言いつつ、仕事にかすらないとの条件を付けるとポエムしか書けないのですよね。いい感じにボカして書ける文才や何事があっても乗り切れる度胸があればよかったんですが、無いものねだっても仕方がないですし。
思うがままにポエム書いてみました。出さない方が良いなと感じた記事については、直感自体は正しいと思うのでお蔵の中で保管しておき、たまに自分で眺めて感慨にふけるために読み直そうかなと。
昔はもっと色々と自由に書いて楽しんでいたのですが、今はもうかつてのようなノリではいられないですね。ネットは成熟して遥かにリアルと密接になり、同時に僕自身も分別が付いてしまったゆえに、不自由さを感じます。もっと狭く、クローズドな環境を欲している自分がいますね。