ムスコとITをどう付き合わせていくか、で悩んでいます。
最近のムスコはキーボードを叩くのが大好きです。
僕はそんな様子をみながら、「将来は天才プログラマーか?物が分かるようになったらPCを買ってやるか」といったところ、嫁さんが間髪入れずに「やめて、ヒキコモリになっちゃう」とバッサリ。
うーん、そこまで拒否感を示されるとは。
嫁さんはアナログ寄りなんですよね。テレビゲームとかPCとは無縁で育っていて、今でこそ仕事でPCを使ってはいますが、家では紙ベースで日記や家計簿をつけています。
だから、デジタルに触れなくても大して困らないし、それよりもリアルな活動に力を入れた方がいい。って考えなのかなと思います。
対して僕は、育ち的にはデジタル寄りです。Window98からネットデビューして、高校時代にはテキストサイトやフラッシュ漁りにのめりこみ、ニコニコやネットゲームを経つつ、今でもこうしてブログに時間を割いています。最近ではVRやらもちょこちょこ。僕がこんな風に、インドアな趣味ばっかりもってるから、嫁さんもデジタルに良い思いを持ってないのかもしれませんね(笑)
で、ムスコですよ。僕はやっぱり、デジタルに触れさせたいと思っています。
デジタルに触れさせたい理由
- 使わなければ興味を持てない
- 広い世界を知ってほしい
- 使わなくても、周りは使う
僕がムスコにデジタルに触れてほしい理由です。
使わなければ興味を持てない
1つ目は、興味のお話です。
プログラミングやネットワーク、もしくはエレクトロニクス。それら含めたエンジニアリング。
それらを学ぶモチベーションとして、身近なものがエンジニアリングから出来ているって認識することは大切だと思うんですよね。僕もミニ四駆からメカの興味を、TVゲームやPCからエレクトロニクスへの興味を育みました。
プログラミングが必修になる、という話をよく耳にしますが、製品を使って興味をもっていないと、学問や方法論に興味を持つことは稀だと、僕は考えています。
広い世界を知ってほしい
2つ目は、視野のお話です。デジタルというか、ネットワークですね。
デジタルガジェットを介してアクセスできるネットワークは、ローカルの世界とは比較にならないほど広いです。世界には善も悪もあり、ネットも同様ですが、「世界は広い」ことを実感していることはプラスに働くと感じています。学校というのは偏った世代や人たちが集中して、どうしても世界観が固まりがちですからね。そこに馴染めればいいのかもしれませんが、そうでない場合もあります。世界の広さをしっていることが、その時の閉そく感を除去してくれると、僕は考えています。
使わなくても、周りは使う
3つ目は、友達付き合いのお話です。 結局、まわりが使い始めると「持ってないこと」が仲間外れの原因になりはじめるのでは、と思います。そうなると否が応でも使う羽目になっちゃいます。そんなことなら能動的に使わせてあげればいいじゃないの、というわけです。
まとめ
嫁さんの懸念もわかります。ネットやデジタルデバイスの誘惑は強く、子供とデジタルの仲をちょうどよくコントロールするのは難しい。それは僕も感じています。
ただ、いつかはデジタルに触れなければならない日が来ます。今は、そういう世の中です。そんな時、一切の耐性も持たずにデジタルデビューしてしまうとどうなるのか?僕は、そっちの方が怖いです。
以上に挙げたような話は、どこの家庭でも多かれ少なかれ考えてることなんじゃないかと思います。そんなわけで、同世代やちょっと先輩たちの意見を聞きつつ悩みつつ、この問題と付き合っていこうと思います。
余談ですが、今年は予定合わずMaker Faire Tokyoには行けない見込み…ムスコを連れて行こうとしていたが、無念…。