WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

学資保険は明治安田生命が良さそうだった(過去形)

※保険の利率は度々変更されるため、この情報は陳腐化され得ます。

明安の学資は率が下がった(16.09.09)

先日契約した時に、「もうすぐ率が下がるんですよー」と営業さんから告げられた。我が家は滑り込みセーフ…。そんなわけで注意喚起をと思ったが公式HOを見る限り、既に返却率は下がってしまったようだ。マイナス金利はキツイね…。

前回までのお話

最近は日経平均がぱっとせず僕の保有株も低調気味、そんなわけで僕の資産の伸びは日本経済と良い勝負ができそうなくらい停滞している。それに引き換え、我が家の総資産は順調に伸びていて、円の定期預金に預けているだけなのはもったいないな、という水準になってきた。最悪消えてもいい僕の資産と違い、家のお金は大切に運用されなければならない。ということでノーリスクでお金を増やせないものかと考えた僕が目を付けたのが学資保険、というのが前回までのお話。

temcee.hatenablog.com

明治安田生命の受取率が高い

学資保険で重視するのはやはり受取率だ。僕が実際に何社かのシミュレーションや設計書を比べてみたところ、明治安田生命(以下、明安)の受取率が最も優秀で120%を超える率をたたき出してきた。これは年率1%で22年間複利運用している状態とも言え、安定的な運用でこれだけの高利率を生み出せる商品は、マイナス金利のこのご時世になかなか無いのではないか。 

 

この高利率を生み出すのは短い払込期間が用意されていること、年払いなどのまとめ払いができることに起因している。ソニー損保は最短で10年のようだけど、明安は5年や全期前納払いにも対応しており、払い込み期間が短いほど受取率が高くなる。また月々払いではなく年払いにすれば、プラスで率を上げることが可能だ。我が家はある程度円貯金がダブついてきている状況なので、まとめ払いは願ったり叶ったりだ。

www.meijiyasuda.co.jp

終身保険という選択肢もある

学資保険は投資の色が濃い保険だけど一応保険だ。明安の学資保険も僕が死んだり重度障害になったりすれば払い込みが免除される。とはいってもお金が降りるのはムスコが18歳になってからなのは変わりない。万一の時に備えるなら生命保険に入るべきで、学資保険に保険を求めるのは筋違いだろう。

 

実は保険を調べるにあたりFPによる保険相談を行ったりしたのだけど、学資保険については保険が薄いという点であまりオススメはされず、終身保険…具体的にはオリックス生命のライズをオススメされた。

www.orixlife.co.jp

学資保険にはない終身保険ライズのメリット・デメリットは下記が挙げられる。ざっくりなので詳細はHPを確認してほしい。

メリット

  • 僕が死んだ時にすぐお金が貰える
  • 満期がなく、持っている期間が長ければ長いほど解約金の受取率が上がる
  • 余命宣告で事前にお金が貰える
  • 要介護でもお金が貰える

デメリット

  • 22年間で比較すると学資保険より受取率が低い

これだけ見るとメリット満載に見えるけれど、嫁さんが言うには60歳になるまでに死亡・重度障害になるのは5%程度で、僕のようにタバコ吸わず酒もほどほど、野菜もばりばり食べる人間はリスクがさらに低くなる。そのことを考えると、僕は終身よりも率がいい学資かなーと。ここら辺の考え方はライフスタイル次第だから、どちらが優れているというわけでもないだろうね。ただし今はマイナス金利の時代、学資保険みたいな低リスク商品はなくなりつつあるので、決めるなら早めの方がいいかと思う。

 

しかしこういうのを調べるとバブル期の利率がいかに狂ってたかを感じてしまうね。僕はまだ生まれてない時代だけど、普通預金で数パーセントとかついてたんだよね。くっそーそりゃ明るい気分にもなるよなと。僕も一度くらい体験してみたいものだと夢をみつつ、現実では少しでもいい運用先を求めてアンテナを高くしていきたい。