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一本後に乗ればいいのに。満員電車の不思議

<まとめ>

・駅員に押し込まれてでも乗ろうとする乗客はあとを絶たない。5分待てば比較的圧縮率の低い中の方に入れるのに。

関東に来て今でも不思議に思うことがある。満員電車に無理にでも入ろうとする人の存在だ。都心周辺を走る電車は大体5分おきくらいの頻度でやって来る。駅員の手を借りて無理やり乗らなくても、後に続く電車に乗ればいいのにと、僕は毎回思ってしまう。

 

これが田舎ならば話はわかる。僕の地元・大都会岡山だと電車は30分に1本くらいしか来ない。1つ逃せばその遅れは命取りだ。もっとも岡山では人がいっぱいで乗れない事態に遭遇したことはないけど。

 

関東の話に戻ろう。続く電車に乗ってもどうせ満員電車じゃないか!いい加減にしろ!という意見もあるだろう。同じように苦痛を味わって移動するなら、時間が早い方がいいというのは合理的に聞こえる。ただし同じ苦痛かどうかはよく考える必要がある。満員電車は密度に偏りがある。無理やり人が入ってくるドア付近に比べて座席の前あたりはある程度余裕があり、受ける圧が低い。人の嗜好が出るのかもしれないが、僕は無理やりねじ込んだ高負荷な環境を我慢することで5分を節約するくらいなら、5分を犠牲にしてでも多少ストレスの少ない環境を選択する。5分って、そこまで必死にならないといけないような時間かね。

 

ちなみに、同じような疑問を持ってる人っているのかなーと軽くネットで調べたところ、とある知恵袋的なものに「ビジネスマンは1分も無駄にできない」という内容のものがあって軽く目眩がした。多少の余裕を持ってスケジュールを組めないのか……。

PS)

この文章は平和な南武線車両にに「デント(田園都市線)じゃこのくらいは全然入れるんだよぉ~」と叫びながら突っ込んできた、控えめに言ってキティー・ガイにイラついて書いた。