WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

年金保険料が過去最高額を更新した

<まとめ>

・入社3年目に打ち立てた年金保険料の記録を見事に更新したゾ

・お小遣い減額不可避、いつかこの負担が報われると信じてるよ

 

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新記録樹立

ついに僕は過去の自分を乗り越えた。給料日、いつも通り出社前に振込額を確認していた僕はお賃金が想定より少ない事に違和感を覚え、保険料の更新月だということを思い出した。そういえば今年は転職でベース給が上がっている、保険料も伸びてるかもしれない……僕は不安を抱きながら会社へ向かった。

会社に着き、給与明細を開く。具体的な額は言えないが、年金だけで諭吉さんの出動が必要になるレベルで増額している。その額は前職3年目に自身が打ち立てた年金保険料の記録を上回るものだった……それは3ヶ月平均で月90時間残業で打ち立てた、我が身を粉にしてお国に貢献していた保険料である。大した残業無しにその記録を破る事が出来たのは労働の質の圧倒的な成長を感じさせられて感激だ。*1

世代間格差はキツイけど年金は必要経費

年々上がっていく厚生年金保険料率に、支給年齢の引き上げが今後も行われそうな環境において、いったん年金制度を精算して設計し直せという不満はある。大して払ってない癖に多くを受け取る老人世代にしての不公平感は大きい。国際的な競争が激化してビジネスは高度化するも賃金が伸び悩み、ついでに生活に必要なコストが増えている現役世代が、なぜこんなに年金に持っていかれなきゃならんのかと。

まぁ、それでも年金は必要経費だ。大した生命保険や収入保障保険に入っていない僕にとっては障害年金や遺族年金は家族に対するセーフティネットである。割は悪いかもしれないが貯蓄型の保険と割り切るしかない。源泉徴収だし、そもそも義務だし。一応払い込み額(平均年収)は支給額計算時に配慮してもらえるようになってたかと思うので、今回増額して持っていかれる保険料も無駄ではない、無駄ではないぞ!

お小遣い2割減

とはいえ直近で見ると単なる負担増にしかならないのは仕方の無い事で。。。話し合いの結果、僕のお小遣いがさらに減額となった。前回は3割、今回は2割、元々の半分近い額になっちゃったよ。キツイ。貯金に手を付けずにいられるだろうか。あと1年踏ん張れば奨学金の支払いが終わって余裕ができるんだが。

とはいえ家庭の家計簿を見た感じ、こちらもあまり余裕がある状態ではない。そんなわけで固定費をどうにか下げる努力をしていかないとなー。収入が上がったからこその年金保険料の増額だけど、中々楽をさせてもらえない時代やね。

後日談

嫁さんと今後の資金配分とか貯金計画について話し合った。結果として、個人的にあまり手をつけたくなかった児童手当で足りてないところを補填しつつ、僕のお小遣いが1割ほど戻って来る形となった。僕としては政治の動向に左右されないタフな経済体質になるよう、自分の収入の中で家計を回せるようにしておきたかったが……無念。固定費は大体が必要経費で、あまり削減できる余地が無かったよ。

しかしまぁ、当面はやりくり出来る形に持っていけたことだし、僕の奨学金返済も終わりが近づいてきている。方針を決めたらあとは行動するのみ。お仕事ガンバルゾー。

*1:残業していないわけではないけど