※主に雑菌による湿疹について記載している
<乳幼児湿疹では2点に気を付ける>
・3つの予防
→親子ともに清潔を心がける
子供の保湿に気を付ける
顔や頭をこすらせないようにする
・1つの対応
→医者を信じて用法容量通り薬を使用する
- 生後から続く乳幼児湿疹
- 汁が出たりニキビになったり
- <予防1>清潔を心がける
- <予防2>保湿に気を付ける
- <予防3>顔をこすらせないようにする
- <対応1>医者を信じて用法容量通り薬を使用する
- 最後は忍耐!
生後から続く乳幼児湿疹
ムスコの乳幼児湿疹が治まらない。ムスコに乳幼児湿疹と思われる皮膚トラブルが起き始めたのは生後1週間ほどしてだっただろうか、そろそろ5か月が見えてきた今でも顔や頭など場所を転々としながら完全に消え去るところまではいっていない。成長するに従い消えていくよと医者からも言われているが現状の症状を放置するわけにはいかないし、ムスコも痒がっている様子なので可能な限り予防もしてやりたい。そんなわけで我が家は今日もムスコの肌のため奮闘している。
汁が出たりニキビになったり
ムスコの湿疹は主に雑菌によるものだ。乳幼児湿疹には5つほどの種類があるようだ。「ホルモンの影響でできる新生児ニキビ」「皮脂分泌の盛んさによる乳児脂漏性湿疹」「汗をかきやすいところにできるあせも」「アトピー性皮膚炎」「食品アレルギーによる湿疹」このうち雑菌が影響してくるのは乳児脂漏性湿疹とあせもであり、それらに対処するため我が家で行ってきたことについて以下に記していく。
<予防1>清潔を心がける
雑菌由来の湿疹を予防するには、それらが繁殖しない環境を作るのが第一だ。我が家では下記4つを実践している。
・ムスコは朝晩と殺菌成分・低刺激ソープで洗う
・洗濯物も殺菌成分があるものを使う
・外出後の手洗いうがいは確実に行う
・ミルクの吐き戻し・発汗は清浄綿で迅速に対処する
赤ちゃん用のソープや洗濯用洗剤は低刺激なものが多く、その分殺菌力が落ちるものが多い。我が家でも元々は入浴時にピジョンの全身泡ソープ、洗濯時にArauを使用していたが殺菌力が必要ということで殺菌力と低刺激を満たすものを使用するようになった。ソープだとコラージュフルフル、洗濯はさらさとワイドハイターの合わせ技だ。ただし、ソープ・洗剤は赤ちゃんとの相性もあると思うので刺激が強いようなら前述のより優しいモノに変えるなど柔軟に対応していく必要があるだろう。
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外出後の手洗いうがいは肌トラブルだけでなく風邪やその他の疾患に対する予防としてもマストだ。我が家では人を呼んだときなども、面倒だが手洗いうがいをしてもらうようお願いをしている。 小さいころはミルクの吐き戻しが多く汗も多い、これらは放置するともちろん雑菌の苗床となる。気が付いたらすぐに清潔なもので拭ってやり、ひどいようなら着替えをしてあげよう。おかげ様でウチの洗濯機はブラック企業よろしく休むことなく動き回っている。吐き戻しだけでも、早くおさまらないかなぁ
<予防2>保湿に気を付ける
生後しばらくした赤ちゃんの肌は乾燥しやすいため保湿ケアが重要だ。乾燥した肌は荒れやすく菌に入られやすい。保湿には処方されているヒルドイドを使用しているため一般的な保湿クリームについて語れる知見はないが、朝晩の入浴後に全身べったり塗布している。面倒ではあるがやるとやらないとでは肌の荒れ方が大きく違ってくる。
また夏には不要だが部屋も乾燥しないよう加湿器を利用している。加湿器を利用する際の注意だが、大変カビ安い代物なので2週間に1度くらいは中を開けて掃除をしよう。
<予防3>顔をこすらせないようにする
顔をこする姿はカワイイが、肌を荒らし菌を拡散させる行為だ。完全に抑制することは不可能だが、こすり始めたときに手を握ったり、抱っこ時に服に頭や顔をこすりつけないように前抱っこにするなどで多少マシにすることはできる。また子供のツメの長さには注意しなければいけない。赤ちゃんのツメは薄く、これでひっかかれると容易に肌が切れる。そうならないためにもツメは毎日チェックし短い状態をキープしておきたい。
<対応1>医者を信じて用法容量通り薬を使用する
困ったときはは専門家を頼ろう。ステロイドや抗生物質などが出されて副作用が怖いかもしれないが、用法容量を守りしっかりと治そう。どんなに予防に力を割いていても湿疹ができるときにはできる。そういう時は知識・経験ともに一般人より豊富である専門家、つまるところ医者に頼るべきだ。今の時代、ネットを調べれば薬の情報もわかるし相談するところもあるわけだけど、一番頼りになるのは専門に勉強し続け、また多くの症例を見てきた医者に他ならない。雑多な情報に流されず、医者の言うことを聞こう。その診断が不安であるなら別の医者のところに行きセカンドオピニオンをもらえばいい。知恵袋などの回答は無責任な一般人の助言であり、参考程度にとどめておこう。
最後は忍耐!
予防策と対応策についてつらつら書いてきたが、我が家もまだ奮闘中でありムスコの肌は落ち着く様子はない。そのうち治るとは言われているが時期は何とも言えないということで、治った発生したといった日々の動きに一喜一憂することなく気を楽にして忍耐強く対応していくしかない。幸い赤ちゃんの皮膚の回復力は凄まじい。一度は入院するほどひどくなったムスコの耳近辺の皮膚も今や生まれたときと同じくツルッとした皮膚へと再生している。湿疹は見た目は可哀想だが体内部の異常と比べれば重症度は低く発見もたやすい。湿疹が悪化すると耳や目から内部へと移る可能性があるので、しっかり予防していき、状況に応じてキチンと医者にかかるようにしよう。