WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

ムスコの前進に半年の長さを知る

ムスコが初めて前進しました

今まで寝返りによる移動しかしなかったムスコが、初めて前進をしました。ハイハイとはまだ言えない、足の力だけでズリズリっと動く前進で、一回の移動も10cmやそこらです。疲れるのか連続して前進することはありませんし、微々たる距離なので人によっては前進と表現しないかも知れません。親バカかなと思ったりもします。しかしおもちゃに向かってもがきながら進み、手を伸ばして何とか掴もうとするムスコの姿は、やっぱり僕の目からすると前進なのです。

成長を感じます。
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6ヶ月という時の長さを知る

ちょいと前に生後6ヵ月を過ぎて写真も貯まってきたので富士フィルムのサービスでアルバムを作りました。その時にもちろんムスコの写真を選別したわけですが、ムスコのかわり様に夫婦して驚嘆しました。数ヶ月前までブカブカだった服は今ではもはや着れません。薄く産毛のようだった髪の毛も、髪があると分かる程に生え揃いました。無表情だった顔も喜怒哀楽を表現するようになり、表情豊かになりました。離乳食だって食べます。泣き声しか無かった声のレパートリーは、喃語と言うんですかね、最近はよく喋ります。声で返してあげると時々笑ってくれます。途中から写真以外の話になりましたが、とにかくこの6ヵ月でムスコは大変に成長しました。6ヵ月ってここまで人が成長できる長さがあったんですね。昔の、ガキンチョだった頃の自分が昔感じていた時の流れる速度を少し思い出してしまいました。

成長が寂しい

「大きくなって寂しい」と、嫁さんがよく言います。最近になって僕にもその心理が分かってきました。

人間の赤ちゃんは弱いです。動くことは出来ずロクに意思疎通もできず、トイレのお世話や寝かしつけなどありとあらゆる事を外部に頼らなければ、生きていけません。こういったお世話は大変ではありますが、それだけに「これが自分の子供だ」と強く認識させられ、「自分が守ってやらなければ」と思うものです。しかしそんな赤ちゃんも、成長するに従い身の回りのことが出来るようになり、やがて自我が芽生えてくるのでしょう。そうして親の手が少しずつ不要になっていく過程は、自分から子供が離れていくようで寂しいのです。しかしこれはしょうがない事ですね。赤ちゃんはいつか子供となり、そして大人となっていくものです。残念なことに僕はパンピーだから齧らせるほどスネもないですしね。しっかり大人になってもらわないと。

これからも楽しく育児

とはいえまだまだムスコは乳児です。僕らの手がなければ生きていけません。成長するに従い、危ない事をしないように見張ったり、食材をバーミックスで砕いた後に裏ごししたりと、実際は作業量が増えてきています。泣き方もハンパないです。そんな訳でCiv6だなんだと言っていられる状態には無いですが、この忙しさも今だけです。今という時間の大切さを忘れずに楽しくすごしていこうと思います。