WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

2021年の振り返りと2022年の抱負

老いを強く感じた1年でした。

年末恒例の振り返りをしていきます。

目標の達成状況

まずは今年の目標としていた下記3点について。

  1. 読書量増やす(40冊目標)
  2. DIY挑戦
  3. 何か新しいことを始める

1は未達です。書籍振り返りで触れましたが今年は12冊程度です。読書よりも優先したい事項がありすぎました。

2は達成です。デスクを作りました。 家を買ったら是非やりたいと思っていたので、実際に出来て良かったです。

3は達成です。紙の日記を始めました。日記的なものは昔のブログで書いていて、このブログでもちょくちょく書いていて、何なら下書きを覗けば沢山あるのですが、直にペンを走らせる体験はキーボードを打つのとちょっと違います。日ごろの恨みつらみを書くにしても、はてなの下書きに積まれるより紙に綴られていた方が幾分文学的で高尚でしょう。

目標の振り返りは以上として、続いては印象的だったことについて書きます。

おしごとでメイン張ったよ

今年の仕事は、いわゆるメイン設計みたいな立場をやりました。

設計難易度でいうと、もっと難しい部品をもったこともありますが、メインを張る部品は技術面以外にも求められるものがあります。俯瞰する力です。

これまでやってきた設計は、自分の担当領域とその近傍だけを深く深く掘り続けるものでした。制約はあるものの自分の責任において自分の好き勝手出来る範囲が広く、物事と深く向き合いたい自分の性に合ったものでした。

対してメイン設計、自分の仕事を進めるためにも周囲の設計を進めてもらう必要があります。全体の進捗やバランスを見つつ、進んでないところがあればサポートといった感じ。軽い案件とかは他人の領域も自分で処理してましたが、やばいところは担当者と上にアラートと解決アイデアを提示するだけで積極的に動かなかったので、何だコイツと疎まれているかもしれないです。自分も口だけ出す人は苦手なので。

ともあれ、設計やってるからにはメインを張るというのは1つの達成点であり、よって今後どうするかみたいなキャリアの悩みも生まれてくるわけです。

ここについては解が見いだせていません。

からだこわれる

今年は重くはないけど長引く病をやりました。風邪からの喘息コンボです。ムスコの入院と仕事のヤマが重なった結果、耐えきれなかったようです。

新人時代、重く多く過酷な仕事に年3kgずつ体重を減らし続けて3年目、産業医に駆け込んで「もう無理です、心臓にも違和感あるし体が壊れてる気がします」と訴えたところ、各種バイタルに異常がなく「大丈夫だ、問題ない」と突っ返されました。精神が弱っていても身体は存外に丈夫だったんですね。そんなわけで、精神の状態だけ注視して社会人やってきました。

今回は精神的には「まだいけるぞ!」って感じだったのですが、風邪が治らない、コロナで気軽に病院いけない、みたいな感じでズルズル。もう半年くらい吸引ステロイドや各種錠剤を飲んでます。いつまで続くのかと先生に尋ねたところ「むろん死ぬまで」との回答。正常な状態に戻れない、不可逆的な体調不良をやってしまったわけです。

このことから記事冒頭に述べたとおり、老いたんだなと強く感じた次第。

こどもわからん

去年あたりから子育てと家事の割合が多めになりました、特に平日。リモートワーク主体の僕と、遠隔地に勤務する嫁さんのバランス上、仕方がないことです。

で、ムスコと触れ合う機会が激増したわけですが、まぁいろんな悩みがあります。でも僕はムスコ以外のこどもを知らず、ムスコの行動や僕の対処が良いのか悪いのか、改善すべきか妥当なのか、そのバランス・立ち位置が全然わかんないんですよね。何も分からないままやることはやらないとなので、お互いストレスが溜まってます。今の状況は良くない、という危機感はあります。

振り返りまとめ

成長的なところもあったけど、悩みが増えた1年でした。

仕事はまず目の前の仕事をきちんとやり遂げることに注力、しつつ上の人たちに悩みを相談してみます。いろいろ仕事の愚痴が多い僕ですが、同僚や上司には恵まれている認識でいます。健康については食事と運動、睡眠に気を付けるですね。子育てはムスコとの対話、第三者との意見交換、、後者はコロナ禍にあっては難しいですが。

2022年の抱負

  1. 体調を大きく崩さない
  2. 読書30冊以上
  3. 幾何公差を鍛える

個人活動的なことを書こうと思ったけど思い浮かびませんでした。いまやりたいことが思い浮かんでないのですよね。

「まず暇になること。暇になると自然とやりたいことが浮かんでくる。」

院政時代に恩師から言われたことです。サクッと目標を達成して、やることないぜーって状態までもっていくのが真なる目標なのかもしれないです。