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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

就活解禁が明日だから語っとこう

就職活動の時期が近づいてきた。30を超えた今、もうリクルータとしてドヤ顔で学生と話すことは無いと思うので、代わりにブログでその欲を発散しようと思う。

仕事に対する興味はマストじゃない

下記のエントリを見て僕は愕然とした。学生の頃から部品レベルの話をする人がいるのか。そういう人を意識して難しそうなことを聞かなくても、仕事内容の説明とか聞けばいいのになーとモンモンする。

hyos1-2otuk1-8sytd372.hatenablog.com

仕事内容に対する興味や熱意、それらはあるにこしたことはないけど、就職前の時点では無ければ無いでいい。やりたいことが固まっているのはいいことだとは思う。僕はそういう芯のはっきりした人は好きだ。しかし学生の頃に考えている業務内容と実際の業務内容は必ずギャップがある。現実は厳しい。これはどんなに事前リサーチを行っても、インターンに行っても避けることはできない。仕事は毎日同じようなことを淡々とこなすものではなく、ある程度のサイクルで回っている。そのすべてを目にするには最低でも1年、業務によっては数年は働く必要がある。目にするだけでそれだけかかるので、実際に経験するまでとなると、それ以上の時間が必要だ。そうして経験を積み、仕事の全体像がわかってきたところで、自分としてどうしていきたいかが見えてくるものだ。

 

働いている人がどんな人なのかは見ておこう

上にも書いたけどリクルータには、どういう仕事をしているのか聞いてみるといい。プロジェクトのサイクルから自分が関連するフェーズ、やっててキツイこと…etc、リクルータがそういった自分の業務に対して熱意を持って話せないなら、その部署に行くのはやめておくべきだ。学生は仕事に興味をもっている必要はないが、社会人は自分の仕事にある程度の熱意、興味を持っているべき…というのが僕の考えだ。自分の仕事、会社、業界に興味をもって業務に取り組んでいる人というのは必死だ。必死で仕事をする人は確固とした意見やヴィジョンを持っており、自分を磨くことを怠らず、自分の業務以外についても真摯に接し、一言でいうなら尊敬できる人物だ。こういう人と仕事をすることは働くうえで学ぶところも多く、仕事そのものを楽しく感じる瞬間も増える。

 

待遇は大切

いい人達と働ける環境というのは大切…だがこれも配属次第だ。そこそこの規模の会社となると、希望の部署に配属されても上司やリーダーが複数いて、それにより環境が大きく異なることは多い。労働環境はギャップがあるし、尊敬できる人と働けるかも運ゲー、世の中は厳しい。その厳しい世の中にあって、変わらないものがある。金、残業、有給。お金に縛られる生き方はよくないと自分に言い聞かせている僕だが、金と時間はやはり貴重だ。入社後のお金の増え方はどうなのか、残業はどのくらいあるのか、有給の取得率はどんな感じなのか…これも部署に左右されるところはあるけど、会社としての最低限というものが聞ければいい。その最低限に対し、「おっ、いけるやん」となるようなら、業務内容に多少の不満があってもやっていける。精神と体が健全であれば大体は何とかなる、そしてそれにはお金と時間がやはり必要なんだよね。残業については学生に想像させるのは難しいだろう。僕の体感としては下記の通り。

  0~40時間:らくしょー

40~60時間:お金が増えるよ、やったね

60~80時間:きつい

80~100時間:やめてくれよ…(絶望)

100時間~:ろうどうきじゅんほうとはいったい…ごごごご

ちなみに普通の賃金のところでサービス残業とかやると精神が腐敗するので、よっぽど会社に思い入れがあるか、尊敬できる人が周りにいるか、そうでない場合は確実に避けよう。お金が発生しないことを意識し始めると、仕事の質も下がるし自分の能力にもセーブかかるようになる。

 

やりたいことが無いならとりあえず大手でいいんじゃない?

上に書いてきたことを順当に守ってれば、やりたいことが決まってないと大体ここに落ち着くんだよね。大手は待遇面はしっかりしてるし、中にいる人もまともな人が多い。年功序列がやり玉に挙げられることが多いけど、大手の上にいる人はやはりそれなりに苦労してきているし、抜きん出たものを持っている。歯車になるといわれることもあるが、それは扱っているビジネスのスケールが大きいから。大きなお金の流れを意識することができるし、関わる業界も広いので何も悪いことばかりではない。

 

自分のやりたいことが出来た場合にも取れる選択肢が増える。社内に多種多様な事業があるので転職しなくとも職種や業務内容を変更できることもある。転職するにしても、担当してた業務内容が伝わりやすいし、書類面ではねられることはないだろう。社員を教育する余裕もあるので、自分の伸ばしたいスキルを発展させる援助してもらえる。

 

やりたいことは就職までに無理して探さなくてもいい。やりたいことを見つける余裕があるか、見つかった時に取れる選択肢が多いか、そういう視点で会社を決めるのも一つの生き方だと、僕は思う。無論、面接用の受け答えは準備しとかないといけないけどね。