WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

今週のポートフォリオと銘柄購入の理由を思い出そう

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MBAから更新。

先週の反発を帳消しにする下げで±0、といいたいところだけどオムロンくんは先週もずっと下げ続けていたのでマイナス。為替のこともあるし、弱い時はとことん弱いよね。

 先週ちらっと触れたけどJTを購入してみた。イギリスのEU離脱が決定して以降の先行きが見えない感じと、こういう不安が蔓延しているときに動いておきたいという複雑な想いが結果的にディフェンシブな株を買おうという方向僕を動かした。僕自身はタバコ吸わない人だけれど、嗜好品としてのタバコの層の厚さは言わずもがなだ。健康志向の逆風があるし加熱式タバコやら電子タバコなど新しい技術の点でリスクはあるけれど国のお墨付きで市場を独占している企業だ、安心感は強い。

 

比較的最近買った銘柄はというと味の素と日高はプラスとマイナスをいったりきたり、Morescoは少し弱い。やっぱり車とか製造に関係するものは円高影響で売られている感じがする。内需銘柄のサンマルクも弱いけど、月次が最近微妙だからしょうがないかな。第一四半期を順調に増収増益だった日高屋ですら冴えないし。円高メリットはあるだろうけれどあまり期待しない方が良いかな。

 

さて、ここ最近はやはりオムロンくんの下げがひどい。一時期強かっただけに精神的な反動が大きい。こうなると不安が僕の精神を支配し、手放して楽になりたい気持ちに駆られそうになる。円高で設備投資も冷え込んでるだろうし、電子部品も最近は調子悪そうだし、下方修正もそのうちあるんじゃないのか...ネガティブなことが頭から離れない。

 

ただそういった時にナンデ自分はその銘柄を買ったのかと改めて考えるようにしている。JTはディフェンシブ、サンマルクは地元企業、味の素は独自技術、日高屋は常連客ゆえ、Morescoは割安感、ほめられた理由でないものもあるかもしれないが株に金をつっこむときは何かしらの想いがあったはずだ。オムロンは…事業内容の面白さだ。オートメーション工場への期待と何が受けるか分からないIOTの核、センサーに興味をもったから買ったはずだ。

 

確かに株価は下がった。けどそれでオムロンの事業の何が変わったのか。株価はTOBでも無い限り業務に何かしらの影響を与えるものではない。事業内容に魅力を感じて買ったのなら、その事業の趨勢によって売却時期を決めるのが筋ではないか。そんな感じのことを自分に言い聞かせ楽になりたい精神に釘をさす、おかげでオムロンくんは僕のポートフォリオで今日も元気にマイナスを増やしている。

 

ま、地合にひっぱられて多少業績が悪くなろうと利益を出しているうちは焦らずのんびりでもいいかなと思う。個人投資家の強みは利益を出すことに躍起にならなくていいところ、のんびり保有できるところだ。人からは塩漬けと呼ばれることもあるけれど配当も出れば株価が上向くこともある。僕は僕の金で投資しているんだ、気長に待つさ。