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Civilizationシリーズを10年以上プレイし続け、初めて皇帝をクリアできた

表題ですべて語りつくした感あります。俺は皇帝になったぞー!

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いやほんと、10年以上プレイし続けて、皇帝がクリアできる日が来るとは思いませんでした。Civ廃からすると「せめて不死になれよ」みたいに言われそうなんですが、いやいや、皇帝も普通の人間からすると結構な難易度だったんですよ。あまりに嬉しくて、なんか人間の持つ可能性とかも感じちゃって、この昂った感情はどうにも吐き出したい。

Civとの馴れ初めと魅力

初めてプレイしたのは、Civ3でしたっけね。

  • 人類が二足歩行を始める古代から始まり、宇宙へ旅立つまでの時代の移りを体験できるダイナミックさ
  • 1つの都市に世界中の遺産を建設できるロマン
  • 文明遅れの国々(例えば乗馬兵士が主戦力な国)に核兵器をぶち込み戦車で侵略する快感

コンシューマーゲームの世界しか知らなかった当時の僕にとって、この衝撃は凄まじいものでした。Civ3に出会って以降の僕は「あと1ターンだけ…」を繰り返し、徹夜でCivをプレイし続ける、典型的なCivプレイヤーになりました。

全然勝てない高難易度

Civ3以降にもCiv4, 5,6を無印・拡張版ともにすべてプレイしてきたわけなんですが、僕は指導者に向いていないようで、中難易度くらいでようやくAIと渡り合える程度の腕しかなかったんですよ。

中難易度ってのを具体的に言うと、国王難易度です。これはAI側に若干ボーナスが与えられているモードで、一応プレイヤー側がハンデを背負っている形になるんですが…愛すべきAI指導者たちは戦争がヘタだったり、外交がヘタだったりするので、簡単にキャッチアップできました。

で、ここから難易度を上げていくとAI側のボーナスが増えていく、例えばプレイはじめにいきなり2都市建てられたり戦闘力にボーナス付いたりするわけです。そうなってくると小手先の戦争テクや外交テクだけじゃなくて、文明を育てていくプロセスをきちんと練っていく必要が出てくるわけですが…僕はそれができなかったんですね。Civ6までは皇帝(国王の1つ上)以上の難易度では全然勝てませんでした。wikiとか動画みて勉強してたんですけどねー。

家庭を持ったしガチプレイはねぇ…

Civ6が出るころには僕は結婚して子供も生まれてたし、仕事もモチロン忙しいしで、Civに割ける時間が減ってて、プレイする時も勝つか負けるか分からない難易度でストレス溜めるのが怖くて、絶対勝てる難易度でやるようになってました。

そんなわけで「もう僕は皇帝になれないんだろうなー」なんて考えていたわけですが、挑戦せずにフェードアウトみたいな形になるのもイヤだったので、最後の高難易度プレイの心持ちで皇帝でプレイしてみたわけです。拡張版が2月に出てから、ロクにプレイできてないってこともありましたし。

侵略こそ正義だった

皇帝でプレイするにあたり、wikiや5chなどで一通り情報収集をして、本気で取り組みました。序盤の細かい外交もこなして金と情報を貯めたし、何より防衛が整うまで戦争にならないように気を配りました。

Civ6はとにかく序盤の蛮族が凶悪で、油断してるとどんどん攻め込んできます。で、その対応に手こずっているとAI指導者がこれ見よがしに攻め込んできて終了となるわけです。だから探索しっかりして、蛮族の野営地をサーチ&デストロイ!攻め込まれる前につぶしていったわけです。

で、都市は自分で建てるより対戦相手の都市を分捕った方がコスパが高いということで、中世に入るまでに何度か戦争を経て周囲の都市を併合しまくりました。(文明が発展するにつれて戦争しにくくなっていくので、原始的な時代に戦争しまくりです)

都市の攻略は弓・弓・弓です。戦争起こして、攻め込んできたAI戦士たちを、長距離からの一斉射撃で滅ぼし、返す刀で相手に攻め込んで都市を落としていきました。無人の相手国を駆け巡り、都市をどんどん落としていくのは、どのシリーズでも爽快です。侵略された国は何百年たっても非難声明を出してきますが、その負け犬の遠吠えも快感です。

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日本でプレイしていたのですが、結果として日本らしい都市はほとんどなくて、大体が他国の都市を併合したものばかりになりました。文化勝利を狙ってたので、相手国の文化的な都市をどんどん落として、観光力と文化力を奪っていったものです。今作は終盤戦で爆撃機が異様に強く、あとは射程3の戦艦を揃えて攻め込んでいけば、海を挟んだ別大陸の都市でも続々と落ちていきました。

勝ちが見えてからは、ほんと早かったです。え?こんなあっさり勝利できる?みたいな。クリアできて実感できたんですが、序盤から中盤のブースト(都市数と軍事力)がミソだったんですね。

これからのCiv

今回めでたく皇帝になったわけですが、これに満足せず上を目指す、なんてことはしません。これからはストレスフリーな難易度で、適度に緩いプレイで勝ちたいです。

やっぱり高難易度は精神使いますし、考えながらやるので時間も使います。それにストレスが溜まる事態になることも多いです。娯楽として行うからには、ゲームでストレス溜めるってのはNGだと思うんですよね。

それはそうと今回強く思ったのが、継続は力なのかなってことです。Civはもちろんシリーズごとにシステムも結構変わるし、強いプレイも指導者も変わるんですが、それでもちょっとしたエッセンスというか、過去作からやってると理解が早かったりする部分もあって、今回自分が皇帝になれたのも、そういう10年以上の蓄積が効いている部分もあると思っています。

自分はゲームに限らず、地道に積んでいくタイプの人間なので、ゲームとは言え蓄積の力で壁を乗り越えられたのは感極まるものであります。願わくば、仕事でも蓄積が役に立つ時が来るといいなー、なんて願望をぶちまけたところで、この記事の〆とさせていただきます。

イヤー、皇帝勝てて良かった。

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