WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

今週のポートフォリオと食品・外食が弱くてつらい

<今週の雑感>

・食品と外食が売られてポートフォリオも大打撃

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今週は日経が崩れた。日銀によるETF購入期待のためか為替が円高に振れても高値を維持していた日経だが、企業の業績の方が追い付いていないため下落しちゃうのはやむなしかなぁ…と思いながら落ちていく銘柄を見ていた。

 売られているのは業績が悪い銘柄だけではない。ハイデイ日高・JTあたりは今の環境でも増収増益を達成しており、売られるほど悪い状況じゃないはずなのになーとか思っている。ま、日高もJTも決して割安な水準じゃないので物足りないと判断されたのか、そもそもセクター全体がトレンドにのってないというところで、そういうこともあるよね。保有している株についてはあんまり株価に精神を左右されずにしばらくはのんびり静観していこうと思う。

 

買いについてはまだ動くには早いかと思っている。デフレ傾向が見えてきて為替も円が強い環境であり、その影響がこれから第二四半期発表あたりで下方修正という形で出てくるんじゃないかなー。最近の日本株は何かと急落・連れ安が多いので、そういう場面が来たら積極的に買っていこうかなと思ってる。

 

ただ前述のとおり日銀が市場にガツガツ介入してきていて、もしかしたら売り方をはねのけて日経が上昇していくかもしれない。僕自身は昨年のはじめ当たりから日経が高くて怖いなと買いを控えていたのだけれど、そんな思惑を無視して日経は力強く上昇した。この経験から官製相場って強いんだなーという印象が僕の頭の中に残っており、それが保有株の静観にもつながっている。GPIFもまだ株式の率が目標まで達してないというニュースを目にしたし、買い支え要因がまだいるということで極端に下になることはまだないような気がするぞ。経営業績じゃなくて公的資金で市場が盛り上がるというのは市場の健全性の点でよろしいことではないだろうし、結局資金が尽きたタイミングで揺り戻しが起きるだけじゃないのかな…と個人的には思うんだけどね。僕としては上げれば保有株の上昇を喜ぶし下げれば欲しいところを買いに行くだけかな。