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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

アキュセラの暴落から目が離せない

アキュセラという会社がある。眼の病気に対する創薬会社で、2年程前にマザーズ上場を果たしたバイオベンチャーのようだ。そのアキュセラが、近年稀に見る大暴落をやらかしている。

 
始まりは新薬開発の失敗だった。治験にて効果なしとの報告があり、株価はストップ安。その前日に謎の暴落が見られていたのだが、しばらくしてインサイダーの疑いとのニュースが流れてきた。そんなわけで今日で6日連続のストップ安となり7000円を超えていた株価は1000円を切りそうな水準まで下げている。どこまで落ちるのかは神のみぞ知るのかもしれない。(インサイダーで上場廃止、紙切れ化という未来があるかもしれないが)
 
僕自身は新興、バイオといった分野は趣味じゃないので手を出していないし、普通なら株価を気にすることはない。しかし今回のアキュセラからは目が離せない。何故だろう?
 
人の不幸は蜜の味、などというつもりは無い。皆がみな、「クッソー手痛い損失だぜ」とかいいながら後に笑い話として話せる程度のダメージで済んで欲しいなと思っている。株の損失なんかで人生が壊れるなんて悲しすぎるじゃないか。そんな人たちの様子を見たり、想像したりするのはツライ。
 
僕が目を離せないのは、単純にその暴落のスケールに圧倒されているからだろう。株価が実態を伴わず将来性という名の夢のみで上がっていく様子は、砂上の楼閣と比喩される。その積み重ねられたものが盛大に倒れるスケール感、それを見つめる僕の心には喜怒哀楽の情はなくカラッポの感情だ。それは最新設備の映画館で予算バリバリのアクション系ハリウッド映画を鑑賞することに似ているかもしれない。スゲー…という感想しか出てこない。
 
明日こそは寄るだろうか。暴落株はいずれマネーゲームの材料となりおもちゃのように扱われる。大手なら救済ルートもあるだろうが新興は厳しいだろう。どのような結末が待っているのか。僕のウォッチは止まらない。
 
6/2追記
本日アキュセラは無事に値段がつき、ストップ安の連続記録も無事に止まった模様、ホルダーの皆様はお疲れ様でした…
6/6追記
値がついて以降、そこそこ大きな価格変動を経ながら少しずつ値を下げている模様。1000円切る日も近いのでは。