<まとめ>
・OUT:【7611】ハイデイ日高
・切った理由→野菜高騰、直近の月次がイマイチ、原油価格の復活(最近また下がってるけど)、大統領選
今週の雑感
5月くらいから持ってた【7611】ハイデイ日高を切った。一時期は10%くらいマイナス出してて悩みの種だったりもしたけれどここ最近は持ち直してくれたので微益での撤退となった。期間に対するリターンを問われるとウーン、って感じだけど銀行に預けているよりはマシ、という言い訳をしておく。それを言うと、そもそも年間がマイナスいってるのはどうなんだと考えてしまうけど、投資ってそういうことあるよね。
ハイデイ日高を切った理由
ハイデイ日高を切った理由としては内的要因が3つ、外的要因が1つ。
内的要因
- 野菜高騰
- 原油価格が一時期より高い
- 直近の既存店売上が振るわない
外的要因
- もうすぐ大統領選
内的要因・価格高騰に業績不安
まず内的要因に関していうと、一番大きいのが野菜価格の高騰だ。サラリーマン兼主夫の僕はスーパーにも度々顔を出すが、最近はイモ類を除いてどの野菜も高い、高すぎる。農林水産省の価格調査にもその様子が見て取れる。
(引用元:食品価格動向調査(野菜):農林水産省)
嫁さん曰く、毎週の台風や長く続く降雨の影響で生育が遅れていることが原因らしい。
さらに追い打ちをかけるのが原油価格だ。これまでは店舗の光熱費減で野菜高騰の分をカバーできていたけれど、今年前半の原油価格に比べると今の水準は大きく回復してきている。直近は下落傾向にあるみたいだけれど、現状の野菜価格高騰分をカバーできるほど光熱費が削減できるかは考え物だ。
そして最後に直近の月次、これがあまり振るっていない。ハイデイ日高の良かった点として既存店売上が100%以上を維持しての売上伸長を続けていたところだけれど、ここ3ヶ月は既存店がマイナスで、全店売上も今年度の売上予想から下ブレしている。残り4ヶ月で巻き返すには厳しいのでは、というのが僕の正直な思いだ。半期決算が出たころは営業益が達成していればいいか、という考えだったけれど上記の理由により利益面でも不安が生じてきた。
外的要因・アメリカ大統領選
もうすぐ大統領選!海を越えて日本に伝えられる候補の両名のニュースを見ていると「あのアメリカの大統領を決めるレベルの話をしているのか…」と呆気にとられるというか残念な争いをしているように見えるが…何はともあれ大統領選だ!
<たぶんヒラリー氏になるんだろうなー、と思っているが今年はBrexitが成った年だし、米国の大衆層の不満は海を越えた僕には計り知れないものがある。そんなわけで万が一ということもあるし、そうでなかったとしても大統領選前後は荒れることが予想される。その時に大きく落ちた監視銘柄があれば買いに向かいたいなぁ、ってことで手元のキャッシュを少しでも持っておこうという思いがあった。
ハイデイ日高の現状
PERは22倍弱、PBRは3倍と決して安い水準ではない。これはもちろん増益増配を続ける同社への期待を表しているわけだけど、ちょいと今の環境を考えてみるとどうかなぁ。。。と考えてしまったわけで。軽く暴落してて心が揺れていて、業績の後ろ支えも不安が生じてしまった。そんなわけで売り。いい感じに落ちたらまた買いに向かう予定だ。安くて飲める外食は不景気にも強いし、何より日高屋好きだからね。