WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

子供のせいにしたい時もある

ただいま夜の3時半。夜中2時過ぎに起きたムスコをあやし、寝かせつけるまで1時間以上歩きつめたためか、完全に目が覚めてしまった。真夜中に起こされるのはいつまでたっても慣れず、眠気と疲れからか色々ネガティブな思いが頭を馳せる。

例えば先日受けたTOEICだ。ここ3〜4年くらいはずっと800点近い点数を維持していたが、今回は大きく点が崩れ700前半程度だった。たまたま調子が悪かったのかもしれないが、試験を受けている最中でも明らかに出来てないなーと認識できてしまっていたので、単純に能力が落ちちゃってるんだろうな。能力が落ちた原因は何なのか?当たり前だけど、単純に勉強が足りてないんだよね。勉強の善し悪しなんて効率の差は多少あれど、最終的にかけた時間と密度が大きく効いてくるもんだ。

僕の英語学習は主に朝の出社前と夜の就寝前に行っていた。学習と言っても大したものではない。BBCの6minutes Englishをシャドーイングして、CNN10(昔はCNN student news)を字幕付きで見るだけだ。これを集中するだけで、とりあえずTOEICは維持できていたが、今はこれが十分に出来てない。朝は起きているムスコを片手に朝の準備をするため時間的な余裕が無くなり、出来たとしても暴れるムスコをコントロールしながらになるので集中とはほど遠い状態になってしまう。

こういった時間の欠落と集中の喪失は英語学習だけにとどまらない。睡眠にしてもそうだし、休日の娯楽にしてもそうだ。そのつけは仕事のパフォーマンスにも影響しているんじゃないかと思ってしまう事はしばしばある。僕が大人になりきれていないのか、どうしても思ってしまうタイミングができてしまうんだ。

だからこそ僕は子供がいて、育児に積極的な人を尊敬しているし、ロクに子育てを経験せず時間をフルに自分へ使えるような人がドヤってるのを見るとカチンときてしまう。こういった感情はムスコが生まれるまで理解できなかった。こんな気持ちを知っただけでも僕は少し大人に近づいたってことなのかなぁ。

ムスコには色々人のせいにしてしまった申し訳ないが、この夜中のモヤモヤした気持ちは長くは続かない。朝起きて、笑ったムスコの顔を見てしまえば「子供のせいだ」なんて考え、無くなっちゃうからね。

さて、モヤモヤを書き出したら眠れそうな気がしてきた。そろそろ布団に戻るとしよう。