多機能でなくて良い。歩数・心拍が測れて、電池もちが良い活動量計が欲しい。
そんな僕にバッチリ刺さったのが、Miスマートバンド4でした。Xiaomiの日本上陸とともにローンチされた本製品の特徴は、コストパフォーマンスですね。同じく日本参入時に投入したMi Note 10で、1億画素のインパクトをもってガジェオタへのアプローチを行い、本製品は取っつきやすい価格で一般層への普及を狙う。呆れるほど有効な戦術です。
そんなmiスマートバンド4、僕も販売直後に入手し、2週間ほど使ってみて、使用感わかってきました。一度ここで、使ってみた感想を述べていきます。
良かったところ
- 電池もち
- ログを取るのが楽しい
- ヘルプが親切
電池もち
電池はめちゃくちゃ持ちます。2週間使って、まだまだ5割を切っていません。20日持つぜ、と銘打っているのは伊達じゃないですね。
僕がmiスマートバンド4で使っているのが、10分ごとの心拍検出と睡眠アシスタント、スマホ音楽プレーヤーとの連携です。必要最低限です。とはいえ、ディスプレイはちょくちょく付けますし、歩数計測のためにセンサ系は常に通電してると思うと、なかなかに優秀です。電気周りのエンジニアの努力が垣間見えます。
ログを取るのが楽しい
自分の活動を可視化するって体験が、予想以上に面白いです。可視化することで目標を立てたくなるし、目標があると、意識して生活を向上させる。このサイクル、この体験が3000円そこそこで手に入るのは、素晴らしい。
睡眠スコアは特に面白いです。どうすれば疲れが取れる睡眠になるのか。例えば寝る前にストレッチしたり、強い光を見ないようにして、深い眠りを促すなど、いろいろ試してスコアの工場を目指しています。
ヘルプが親切
アプリ内のヘルプにFAQがあります。自分は、音楽コントロール機能周りでトラブったところ、こちらのヘルプに助けられました。
ネットで調べても意外と情報が載ってない、アフィリエイト記事が多くヒットしてしまう今日このごろ、容易にアクセス出来る公式ヘルプの充実はありがたいです。きっちりしてるな、という印象。
頑張ってほしいところ
- 突起部が痛い
- バンドから取り出しにくい
突起部が痛い
心拍とるセンサだと思うんですが、ここの突起が痛いです。
付けているとうっすら痕が。それでも、普通に生活してる時は、痛みを感じることはないです。問題はムスコを抱っこしている時です。
かんたんに図で表します。子供の尻が背の高いMiスマートバンドにあたり、その全荷重が突起部をへて腕に集中荷重を印加します。Miスマートバンドは高さにサイズを振っていて平面部が少なく、突起の短手がかなり小さいです。腕への荷重が、分散されにくいのです。
面を減らして高さで稼いで内蔵物を入れるのは、一番お金がかかるディスプレイを安価に抑える意味でしょうがないとは思うものの、もうちょっとあたりを柔らかくしてもらえると良いなと思いました。高低差を少なくするとか、エッジあたりするところを二色成形でエラストマにしてみるとか。
バンドが取り出しにくい
本体のバンドへの取り付けは、本体アンダー部に対してエラストマのバンドを無理入れする方式です。取り付けは問題ないですが、取り外しが硬いです。本体側に結構な力を加えないと外れないので、「これちょっと大丈夫かな」と恐る恐る外すことになります。
取り外しの硬さもさることながら、バンドは本体部がぽっかり穴になっており側面がヘロヘロで、勢いあまってブチッとやりそうだなというのが、使っていての感想です。エラストマなので簡単にちぎれるものではないですが、不安に思いました。取り外し機構的な物があると良いかと思いました。
まとめ
Miスマートバンド4を使って思ったことを書いてみました。
つらつら書きましたが、やはり取っつきやすい値段が良いですね。活動量計、使ってみないとイメージが使用感がイメージできず、しかしメジャーなものは値がはり、躊躇してしまってました。そんな層にファーストエクスペリエンスを提供する、いい製品だと思います。
メカ屋としては、防水をどうやって撮ってるのか、止水幅どれくらいとってるのか気になるので、できれば分解して見てみたいですね。多分Glueでディスプレイを固定しているので、一度剥がすと、完全な状態には戻らなくなるのが辛いとこですが…。
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