WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

午前中の涼しい時間に小金井公園を散策する

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屋内はコロナウィルスが怖く、屋外は40度近い熱波に晒される、お出かけが難しいこの夏。自分一人だけなら自宅に引きこもるのは苦では無いですが、ソファの上にだらし無い姿でアンパンマンをループ再生しているムスコを見ると、なんとかせんとイカンなとなります。そんなわけで、暑くなる前に大きめの公園たる小金井公園にお出かけしてきました。

小金井公園|公園へ行こう!

タイトルでは涼しい時間と書きましたが、嘘です。午前のそこそこ早い時間でも普通に30度は超えます、全然涼しくないです。

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園内の施設がオープンするのが概ね9時で、そのくらいの時間帯だと人は少なめです。疎です。

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大きい公園だけあり、木の数が多くセミの合唱もにぎやか。抜け殻もそこかしこで見つかります。田舎で過ごしていた自分の少年時代を思い出し、セミの抜け殻を服にくっつけてたなぁなんて思いながらムスコの服に抜け殻をくっつけると、奥さんに怒られました。

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園内、実際に歩いてみるとめちゃくちゃ広く、ムスコはストライダー持ってきていてよかったです。歩きだったら確実に途中でヘバっていたことでしょう。

名目として、SLを見に行く事になっていたので、ソリで滑れる設備やら遊び場をスルーして遠く離れたSLを見に行きます。密は回避、離れた場所にあるSLは疎です。

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鉄でもなんでも無いので詳しいことは語れません。ただ、SLの造形は好きです。いまの時代の工業製品って動作に関わる部品や機構は極力ユーザーに見えないようデザインし、丸っとして線を極力排除、シンプルにされたものが多いです。それが洗練されている、とされています。(個人の感想)

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それに対し、このSLは配管が走っているし、いろんな機構的なものが見えています。丸出しです。それら見えている要素にしても、機械製造でピシっときれいな線になっているでもなく、人の手が介在していることを思わせるように、ゆがみ、ひずみが存在しています。僕は、そういったところにカッコよさというか、男の子だよなぁって印象を抱くのです。
あと、これだけ巨大な物をドラフターに手書きで作ってたと考えるとすごいですね。平面の絵をもとに想像で作っていくわけですよ、これを。自分だと3D-CADが無いと、とてもこんなに形状描けない。昔の人からすると、3D-CADに慣れた現代の設計者は「設計能力が退化している」と思われるかもしれません。

そんなこんなで、SL見たり散策したり、ちょこっとだけソリを滑ったりしてお昼前には退散しました。

お昼が近づくに従い、人はどんどん増えていくわ、温度もぐんぐん上がっていくわで、お昼を超えて過ごすのはちょっとキツイですね。特に子どもたちが遊ぶ場所は結構な混み具合で、、

都内の感染者がなかなか減らず、今後も過ごし方に悩む日々が続きそうですが、家族の健康を第一に考えつつ行けるところをリサーチしていきたいところです。