WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

情報過多だな、ここ最近

知見を広げるのは必ずしも良くないのかもしれない。

これまで知見を広めるため多くの情報を集めるのに躍起になっていた。本を読み、勉強し、ニュースを見て、世間話をして。すぐに役立つものだけでなく、引き出しの広さが有利に働くこともあるかなと思って、専門内外にかかわらず広く知見を積んできた。

ただふと、自分の疲弊に気が付いた時に情報の海に溺れかかっていないかとの考えに至った。

情報には質がある。これは必ずしも絶対的なものではなく、僕から見て良質に見えるものが他人から見て悪質なこともある。もちろん、偽情報など絶対的に見て悪質なものもある。

情報の良い活用方法は自分の血肉とすることだ。玉石混交な情報を集め、吟味し、自分の中に落とし込む。この一連の作業は真面目にやると大仕事で、サボりがちな僕は情報を集めて一瞬の感情を動かし、そして忘れていく…を繰り返しているようにも思う。

そこで冒頭に戻る。知見をただ広げることは疲れるし、対して効果がないのかもしれない。なら、自分から見て良質すなわち相性が良い情報を深く深く刻み込み自分の世界観を築いていった方が良いのでは。感情を揺さぶられるだけでは疲れてしまう。どうせ揺さぶられるなら、頭を揺さぶられ考えさせられてしまう情報を取得していくべきかなと。

情報が手に入りやすい昨今。流行をフォローするとか他人のおすすめがあったからと他人に頼るのではなく、自分にとって身になる情報を集めていくべきだなと思う今日この頃。