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読める!読めるぞ!「英語の読み方」でニュース英文の読み方を知る

仕事で英語を使う人は、勉強も兼ねて日常も英語に染めてみようと試みることがあるのではないでしょうか。少なくとも僕はあります。一定周期ごとに英語本を読んだり英語圏のニュースを読みに行ったりとか、大人の中二病みたいなものだと思っています。

ただ悲しいかな、継続しないんですよね。頑張って読めどもスラスラ読めるようにならない。そのうちに辛くなってやめてしまうパターンを繰り返しています。

英語は高校まで頑張って勉強したのに、なんでこんなに読めないのだろう?

その問いに対する答えが、「英語の読み方 ニュース、SNSから小説まで」にありました。

どうして英語が読めないか

英語を読むための前提知識として「文法」「語彙」「背景知識」の3点が必要になります。

本の最初の方に文法と語彙力の力試し的なものがあるのですが、僕についていうと文法はOK、語彙が壊滅的に足りてない結果でした。

それもそのはずで、ニュースや小説(児童小説レベルでも)を読むには大学受験レベルの語彙力では足りず、もっと増やす必要があるそうです。そういえば僕は大学受験レベルでも語彙がちょっと足りてない方でしたね、そこから結構な時間も経ってるし...。

逆に文法は、多少複雑な構造の文章でも間違えることは無かったです。このあたりは高校時代の英語教育がしっかりしていたからですかね。

英語でニュースや本を読むには語彙力の強化が必須だということで、おすすめされていた教材を速攻で買いました。ちょっとずつ頑張ります。

メディアによって変わる読み方

本著ではニュース、SNSや小説の特徴的な構造や言い回しを紹介しています。

文字数の制限があるニュースの見出しやSNSなどは、省略や短縮が多く用いられていて、ネイティブでも読み違えるものもあるそうです。日ごろTwitterとかでレスバを見るたびに日本語は難しいな~とか思っていましたが、言語全体もっというとコミュニケーション自体が難しいんでしょうね。

ニュースもある程度決まった型があるそうで、その構造を知ったうえで読むと大意がつかみやすくなりました。構造をつかんでおけば、興味があり背景知識がある分野なら多少の語彙不足を補完しつつ読んでいけそうな感触がありますね。

まとめ

英語の読み方、の紹介をしました。

翻訳サイトの躍進で言語を操ることの価値が徐々に下がりつつある今日この頃だと思いますが、翻訳サイトを頼るにしても訳文の違和感に気が付ける程度には英文が読めていた方が良いし、原文を読めるならそれに越したことは無いかなと思うのです。

ビジネスで使う英語は語彙も文章も偏りがち、崩れがちで、久々にきちんとした構造の文章を解説付きで読めて、勉強になりました。こういう、勉強になる本っていいですね。