WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

業務時間中にヒマになるのが苦手だ

<まとめ>

・メイン業務に一時ストップがかかった

・他の支援や納期の遠いサブの業務ばかりしていると手持ち無沙汰に感じる

・業務中のお勉強には罪悪感が付きまとう

・適度に忙しくアレコレ考えている方が楽だな

 

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自分の力が及ばない領域で色々あり、僕の業務が一時停止することになった。今までスケジュールが多少遅れ気味だったこともあり限界突破(残業)で業務に臨んでいる中での出来事で、なんとも拍子抜けだ。一応水面下で動けるところは動いているものの大した事は出来ない。それでつまり、ヒマになった。「暇であることは素晴らしい、それはつまり刺激を求めているということだ。新しい事を始めるキッカケだ。」かつて所属研究室の准教授がそのような事を言っていた。この意見自体は至言だが、こと業務時間中となると話は変わる。この時間はお賃金が発生していて、会社に価値を提供しなければならないのだ。

 

周りを見れば忙しくしているところもあるので、そういったところの手伝えるところを受け持ちにいったものの、内実を知らない余所者が出来る事は作業的なものばかり…割と早く終わってしまった。またしてもヒマだ。自分から深く関わりに行けばいいのかもしれないけれど、それが出来ないあたり一般人だなーと実感する。そしてまたフリーになった。

 

メイン業務以外にも業務はある。期間として中期的な活動であるサブ業務を加速させることで今の手持ち無沙汰な時間を消費するかなー、と空いた時間にちょこちょこ進めていた案件に本腰を入れてみた。まもなく僕の行動アイテムは全消化され、ほかの人の反応や検討を待つ状態になってしまった。納期がキツイ業務なら回答を煽ったり自分で相手の担当分を受け持ったりという選択肢もある。ただ僕のヒマ解消のために無理して周囲を動かすのはナンセンスだし、それでスケジュールの前倒しするほど逼迫した進捗具合ではないこともあり、ボールを投げた相手の反応待ちを継続…やはり手持ち無沙汰だ。

 

ならば将来のために、ということで勉強をと思い参考書を開いて読み込みに励むが…落ち着かない。事務所が騒がしいというのは理由の1つであるが、それ以上に業務時間中を自己研鑽にのみ使っているということがどうにも気になる。会社でも社員の教育にと研修が用意されていたり、そういう勉強のための時間を業務時間中に割いてくれたりはするのだけれど、自発的に業務時間中に勉強をするのは、なんかこう罪悪感みたいなものがある。勉強により自己を高める事は巡り巡って会社のためにもなると思うし、僕が勝手に落ち着きを失っているだけなんだけど、どうも周りが働いている中で業務以外の行動を取るのは性に合わない。これは感情の問題であり、それだけにやっかいな障壁だ。このあとも勉強のツールを過去障害レポートの閲覧とか社内的なノウハウの振り返りに費やしたものの、あんまり効率がいいものではなかったかと思う。僕が満足に学習するためには空間を仕事から切り離す必要があるみたいだ。

 

そんなわけで早く帰れてるしストレスも低い環境になっても悶々とするものを抱える日々を過ごしている。忙しいのは嫌だけど暇になるものダメ、ちょうどいい業務量がある状態がいい。自分で書いておいてなんだけど、凄くワガママでめんどくさい奴だな。たぶんしばらくしないうちにストップしている業務が動くか違う所に回されるかして、僕の中の「ちょうどいい業務量」を超えた状態に戻るんだろう。開発というのは繁閑が激しい職種だ。今までもそのギャップに悩まされてきたものだが、社会人になってそこそこ経つのに、このギャップについてはまだうまく適応できていない。次の閑散期がくる頃には良い解決法が思い浮かんでいるといいんだが。。。