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機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

機械部門の修習技術者なんだけど技術士補に登録して技術士を目指すべき?

どうも、悩める30代emceeです。
先日、大学OB・OG会がありました。母校の頑張りにモチベーションを刺激されたり、懇親会で名刺デッキを補強したりしました。(余談ですが、SSRである大学総長の名刺をゲットしました。恐らく僕のデッキの中で一番強いです。)

で、懇親会でお会いした先輩方の中に技術士会関係の方がいらっしゃいまして。技術屋やってますよと自己紹介すると技術士になる事を熱心に薦められたんですよ。いま悩んでるのはその事です。

技術士は科学技術の分野で最高位の国家資格です。有資格者は技術士の名称を用いる権利と引き換えに様々な義務が発生します。 資格を得るまでには2つの試験をパスする必要があります、択一式の一次試験と論述・口頭の二次試験です。一次試験を通過した時点で、「技術士補」に登録する資格を得られます。

僕は一次試験を合格しているものの、技術士補には登録していません。この状態が修習技術者です。

技術士補に登録しなかったのは単純に技術士補・技術士の名称には年会費がかかってくるからです。僕が一次試験をパスしたのは大学院出てすぐの時で、その時は年会費を払ってまで技術士補の名称を得るメリットが思いつきませんでした。当時は若く、お金も必要でしたしね。

それから7年の時を経て社会の辛酸を舐めるとともに、技術士二次試験に挑戦する条件も整いました。(二次試験に進むには7年以上の業務経験が必要)

そのタイミングで、冒頭にある技術士のお誘いです。

資格勉強により知識を磨く事や、技術士会で情報交換を行えるようになることは有意義ではあると思っています。機械系はIT系と違い対外受けする資格は技術士くらいなので、肩書きの意味でも。ただし、自分の時間を大幅に使い、年会費を納めてなおメリットが上回るかについては、ちょっと分からないですね。会社から補助も無いし。

実際の所、機械部門の人が技術士になるのって、どの程度利益があるものなんでしょ?もし自分がそうだと言う人や、身近に技術士の方がいる人から、実際の所を聞いてみたいものです。