実家に帰ってる間、キャビアが出てきました。
香川県は東かがわ市のふるさと納税の返礼品で送られてきたそうで、ふるさと納税会の間では有名な代物らしいです。というか、香川でキャビア作ってるんですね、初めて知りましたが。僕自身はふるさと納税やってないのでどの程度有名なのかは知りませんし、年を超した今更ふるさと納税の記事なんて書くなよって声もあるかと思いますが、気にせず書いていきます。気になったら普通に売ってますしね。
国産キャビア・生キャビアの販売 | キャビアのキャビック(Cavic)
高級品と言えるキャビア
キャビアはチョウザメの卵の塩漬けで、カスピ海周辺が産地として有名ですね。ただ乱獲によりチョウザメの漁獲高が減り、ワシントン条約でキャビアの取引が制限されるようになってから価格も高騰しています。そんな状況なので、キャビアって貴重なんですよね。そんな事もあり、冒頭の写真のように装飾品かと思うくらい豪勢なパッケージングをされています。食べる方も緊張しますねw両親に感謝しつついただきます。
国産だから塩分濃度を低くできる
国産と輸入品の違いは塩分濃度です。輸出品は保存のために7%〜10%以上の塩分濃度であり、卵本来の味が塩分に負けてしまっています。国産は保存の問題が無いため、塩分濃度を3%以下と低く抑えられ、卵本来の味と食感が楽しめます。
実際に食べてみた感じは「味が濃い」ですね。塩っぱいとは違い、卵の味がグイグイ押してくる感じです。今まで食べてきたキャビアは塩分が強くて辛いものばかりで「キャビアってそんなものなのかな」と思っていましたが、なんてことはありません、塩分が濃いものばかりを食べてきてただけで、本来の味はまた違ったものなんですね。
CAVIC社長の想いに感動
キャビアの味とは直接関係ないですが、親から聞いた社長の身の上話が良いものだったので書かせてもらいます。おかず代わりに聞いてもらえればと。
社長の本業は別にあって、そちらでは多いに成功されているそうです。そんな折に自分がかつて通っていた学校が廃校になり、何か母校を生かせないかと考えた末に辿り着いたのが旧校舎でのチョウザメ養殖です。そう、学校のプールで養殖してるそうなんですよね。
キャビアの養殖は時間のかかるビジネスです。稚魚を放流し、キャビアが穫れるようになるまで7年ほどかかるそうです。その間はずっと投資期、お金がかかっていく一方です。その期間を乗り越えてキャビアが取れ始めたのがここ最近、これから投資した資金を回収し、事業を広げていき、故郷の雇用も拡大していこうというところですね。ただの慈善事業というわけではないですが、成功した人が世話になった故郷のために注力するというのは素晴らしい事です。人生の理想とも思えます。ぜひとも応援していきたいです。
そう頻繁には買えないけど...
とはいえキャビアは高級品です。
15g 8,200円
25g 13,200円
普段食べるにはちょっとキツイ価格ですねw
何かの記念や特別な日などに、応援もかねて利用していきたいです。