自動お掃除ロボット、ブラーバ。
そのタイヤがボロボロになり、Amazonの怪しげなタイヤに交換してからまだ一年も経ってません。
が、タイヤは千切れ、修復不可能となってしまいました。
次なるタイヤは成形品
相変わらず公式には交換タイヤはないので、今回もAmazonから新しいタイヤを調達しました。
「シートは千切れる。だが成形品は丈夫だ、信頼できる。」
樹脂・エラストマー部品を10年近く設計してきた僕は、成形品に全幅の信頼を寄せています。シートはダメです。設計ミスった時に、無理やり入れ込むのがシートです。射出成形は王道。
干渉を取り除く
早速タイヤを交換してみます。
接着剤で貼り付けたシートタイヤと違い、今回のゴム成形タイヤはゴムの弾性と摩擦力でホイールに食い付きます。GOOD!いいね。
ちゃちゃっと組み上げて試運転をしてみると…旋回時に異音が発生、旋回の動作がぎこちない…。
再組しても現象が再現されました。変化点はタイヤ。見た感じ、旋回時に筐体と干渉しているようでした。恐らく、千切れて剥がしきれなかったシートタイヤや接着剤の残りのせいで、径が膨らんでいるのが真因でしょう…。
削る
しょうがないので追加工です。干渉するなら削ればいい、シンプルですね。
やすりでゴリゴリ筐体を削っているといつも思います。ルーターほしいな、と。
Dremel(ドレメル) ペン型ミニルーター FINO(フィーノ) 無段階変速 9種11ピース入り 22,000回転/分 研磨/磨き/汚れ落し
- 発売日: 2017/10/21
- メディア: Tools & Hardware
10万円配られたんだから買えばいいじゃん、いやこれはPCを買う資金なんだ。2つの思いを抱えながら、精神を削るように筐体を削っていきます。
削れた!ぶつからない!
俺の求めるブラーバタイヤはまだ遠い
タイヤのレビューではフローリングとの相性がある。滑る時がある。という意見がありました。幸いにして、自分の家ではタイヤは空転することもなく、フローリングとガッチリ摩擦を生んですすんでくれます。素晴らしい!やったぞ!
ブラーバが掃除してくれたフローリングをまじまじと眺めてみると。
タイヤの跡が…やっぱり今回もダメでした。。