WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

身の回りに増えてきた環境への配慮

脱炭素関連で苦労されている製造業の皆さん、こんにちは。例に漏れず苦労している設計者です。 プラスチックへの冷たい視線、製造上の炭素排出量への熱い視線、資源を無駄なく容易に部品交換できる構造への圧力など、ネガティブ方向でハードウェアへの注目度が増している今日この頃です。

これだけ騒がれているので自分も環境意識が高くなったのか、気が付けば周りに環境に配慮しているアピールが増えてきたなと感じます。

例えば早ゆでパスタ。

ゆで時間の削減でのCO2削減量をドドンと目立つところに載せています。普通のは7分かかるので、確かに45%くらい削減してますね。

早ゆでパスタのニーズは時短が主だと思うのですが、「早くゆでることで環境にも貢献してる!」と思うとなんだか良いことをしているようにも感じられますね。お腹も心も一杯になって結構なことではないでしょうか。

こちらはアローズグリーンレーベルのダウンについていたタグ。不要なダウンから羽毛を回収する旨が書いてあります。

回収した羽毛はリフレッシュして再生羽毛として利用するそうです。今回買ったダウンにも使われてるでしょう。紙とかプラスチックとかは再生材が使われること多いですが、羽毛もまた再生するんですね。

ユニクロは衣服回収を早くからやっているイメージですが、アローズのようなファッションに比重がある会社でもリサイクル意識が高まったることに時代の変化を感じます。ファッション業界ってブランド維持のために売れ残りを灰にしてしまうようなESGに逆行する業界のイメージだったので、、そういうことをするのはハイブランドだけかもしれないですが。

www.apple.com

Apple製品も、しきりに再生材使用をアピールしてますね。

再生アルミを外装に使う、は見た目の品質を保つのに苦慮したことでしょう。お金と人の力を感じます。

iPhoneはUSB-C使えよとEUからプッシュされてて大変そうですが、さてどうなりますかね。

まとめ

身の回りの環境配慮、気が付いたものを挙げてみました。

漫画のDr.STONEにて、地表近くの掘りやすい貴金属はあらかた掘られてしまっているという話がありました。人類が再度文明をやり直すとしたら科学技術をブーストさせられないわけです。

人類が再度石器時代からやり直すかどうかわかりませんが、僕も子がいる身なので次世代に資源を残したいし、それなりに良い状態の地球であって欲しいです。

公私ともに環境関連で面倒なことは増えてるし、それらのやらされている感は強くて反抗したい思いも無くはないです。でも後送りしていい問題でもないよねって言い聞かせて、頑張ってやることやっていきますかね。