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動き回る子供はAF-Cの連写で撮ると、何気ない日常も楽しい

最近のムスコさんは体もしっかりしてきて、公園に行くと俊敏に動き回ります。ちょいと前までは滑り台なんかも僕が持ち上げてやったり、下で受け止めてやったりしてやってたわけですが、一人でも随分上手に遊べるようになりました。

そんな子供の成長をカメラで切り取るのは中々に楽しいものです。

ただ、動きが早くなるにつれて「AF-S(シングルオートフォーカス)」+「絞り優先」での撮影が困難になってきました。オートフォーカスがムスコの動きについていけずピントボケとブレが入っちゃうんですよね。

そんなわけで、ちょっと前からムスコを撮る時には「AF-C(コンティニュアスオートフォーカス)」+「シャッタースピード優先」で撮るようにしています。

AF-SとAF-Cの違い

オートフォーカス(以下AF)、カメラ側で勝手に被写体にピントをあわせてくれる機能です。便利というより、もはや必須の機能ですよね。

そんなAFには冒頭に挙げたAF-SとAF-Cがあります。
AF-Sはシングルという名の通り「一度だけピントをあわせてくれる」AFです。シャッターボタンを半押しにしている間はピント位置はロックされています。静止したものを撮る時に使います。フォーカスエリアを中央にしてメインの被写体にピントを合わせた後に構図を替えて写す、みたいな使い方をします。今のムスコのように動き回られるとピントをあわせた位置から被写体(ムスコ)がいなくなるのでボケちゃうんですよね。

AF-Cは「ピントを合わせ続けてくれる」AFです。シャッターボタンを半押ししている間は動くものにたいしてピントが追いかけてくれるので、動きものを撮る時に重宝します。カメラの機種によって追随の速度や精度はマチマチです。僕が使っているα6000は、被写体の動き方にもよりますが、ムスコの動きくらいなら概ね良好に追随してくれます。

連写してみよう

AF-Cでせっかくピントを合わせ続けてくれるので、良く連写するようになりました。連写は使ってみるまでは「自分では使いどころ無いよなー」なんて思ってたものですが、実際に使ってみるとムスコのちょっとした表情の変化や思わぬ写真が撮れていたりして、中々に楽しいです。

この楽しさを共有したくてブログ記事を書いているわけですが、よくよく思うとムスコの顔出しをするわけにはいかないので顔をボカした写真を挙げていきます。文章でムスコの表情を再現するので、各自補完していただければと存じます。

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滑り台。いつも滑っているものより高い滑り台に挑戦で、ちょっとワクワクしています。

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手を離してスタート!右手をグッと握り完全勝利した体勢でバランスを撮りつつ、加速度が織りなすスリルに顔は真剣そのものです。

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重心がちょいと前よりになっていたので軽くはねる形に!予想外の動きに驚きの表情。しかし完全勝利の体勢は変わらず。

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無事に下まで滑りきり、安堵と覚めやらぬ興奮を胸に笑顔で下ペロです。カワイイ。

まとめ

滑り台を一回滑るだけでもいろんな表情や動きがあるものです。一瞬を切り取るのは動画には出来ない、静止画ならではの魅力だと言えます。

子供は外で動き回る間にいろんな表情を見せます。連写で撮っていると撮影者が意図しない、偶然の産物が撮れることがあります。構図やら色やらを練った撮影とは違った楽しみがあるんですよね。

iPhoneでもバーストモードとかで連続撮影はできるみたいなので、カメラ持ってない親御の皆さんも一度試してみると面白いかと思います。

余談ですが、僕が使ってるα6000が秒間11コマ、iPhoneのバーストモードは秒間10コマらしいです。うーん、ギリ勝利。ケータイのカメラ機能の進化は著しいものがありますねぇ。

こんな記事も書いています。

temcee.hatenablog.com

この頃と比べて俊敏になりました。いろんな所にお肉が残っていてプニプニしてるのは相変わらずなんですがね。