WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

リモートワーク下のメカ設計戦士たちが抱える、たった1つの苦悩

「リモートワークで設計は難しい」とブログに度々書いてきたわけですが、すっかりリモートワーカーになってしまいました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

メカ設計がリモートに向かない理由は、概ね下記2つの課題に集約されると思ってました。

  • リアル情報(物・人・設備)の取得ができない
  • リモートデスクトップによるCAD操作性の悪さ

インフラチームの努力、リモートワーク前の仕込み等々により、これらの課題は解決されつつあります。本気で動き出した時の日本人のスピード感は、本当にすごい。もう少しで通勤レスな、健康で文化的なリモートワークとなるのですが…新たな課題が顔をのぞかせてきました。

メール・チャットが多すぎる

普段から滝のようにメール・チャットが飛び交う我が労働環境なわけですが、リモートワーク始まってから加速しています。

1つ1つのメールは大したこと無いんですよ。

「図面修正したんでチェックお願いします!」とか
「dxfインポート出来ない!どうしたら良いか教えて!」とか
「ここ干渉してるから、形状避けといてね!」とか

こういう些細なお願いの類は、事務所にいたら声かけだけでOKなんですよ。なんだったら、声かけた時にちゃちゃっと終わらせたりもできます。でもリモートワークだとそれが出来ない。文字を打っていちいちお知らせしないといけない。

メールがチャットを呼ぶ

忙しい時期だと、当日発生した事案を当日解決しないといけなかったりするでしょう。メールで依頼しても進捗は見えず、そもそもメールを見てもらえてるかもわからない。となると、チャット突撃です。

「先ほどメールしたんですけど、~までにお願いします」みたいな。

チャット突撃は同一案件に対して読む・反応する分量が増え、単純に作業時間に響きます。メールとチャットは別アプリなので、いちいち窓を切り替えないといけないのもポイント。

手が限界

通常業務でもCADをガツガツ使っているとマウスを握る手を痛めるものです。リモートワークは事務所より妨害が少なくCADに没頭できるので、手への負荷も増加。そこに、メール・チャット対応も舞い込んでくるわけですよ。普段は口が対応して分散されている負荷が右手にのしかかってくるわけで。業務時間に対するクリック数は増加の一途をたどります。

mouSmooth使って軽減はしているはずですが、日々痛みが増していきます。右手はもうボロボロですよ、ボロボロ。

今まで右手の痛みって通勤中にスマホを操作してるのが原因だと思ってましたが、今回のリモートワークで切り分けが出来ました。完全にPC操作が悪いです。早く脳波コントロールできるインターフェースを開発して欲しいです。

まとめ

記事をまとめると、リモートワークによりメール・チャットが増加、結果手を痛める、です。

リモートワーク自体は、通勤無くて快適だし、コーヒーお茶飲み放題、集中もできて1日が一瞬で終わる。と気に入ってるところはあるんですよ。だからしょぼいお願いに対するやり取りを効率よく行う方法さえあれば、って感じです。

リモートワーカーに強い人とか、どうやってるんでしょうか。健康で文化的なリモートワークのコツ、教えてほしいものです。

temcee.hatenablog.com