WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

SBI証券の紹介プログラムは紹介する気が失せる

<まとめ>(2016.10.13)

・紹介側:1000円プレゼント(被紹介側が開設後に5万円以上入金することが条件)

・被紹介側:500円プレゼント(30万円以上の投信買い付けが条件)

・マネックスはどちらも3000円(3万円以上入金することが条件)

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同僚にSBI証券を紹介した

「投資はいいぞ」

僕の懸命な啓蒙活動が響いたのか、株式取引を始めるため証券口座を開きたいと同僚から持ちかけられた。*1ようやく会社に投資仲間ができる。こんなに嬉しいことは無い。そんな訳で僕は彼の希望する投資スタイル-中長期(数週間~年単位)で保有する-にマッチした証券会社をオススメした。ツールを気にせず、自分の投資する価格帯の手数料が安いところ……SBI証券や松井証券、マネックス証券などだ。

 

僕はSBI証券のユーザー、そういえば口座開設の紹介プログラムがあったなと思い、そのことを述べると同僚は「それなら……」とSBI証券で口座開設を決めてくれた。ナイス営業。そんなわけで家に帰ってからSBI証券の紹介プログラムを利用しようと詳細を確認してみると、特典の内容が大したことない割に条件が厳しく、正直いって被紹介者にとって何の旨味もないキャンペーンに仕上がっていた。

 

 SBI証券の紹介キャンペーン(2016.10.13)

・紹介側:1000円プレゼント(被紹介側が開設後に5万円以上入金することが条件)

・被紹介側:500円プレゼント(30万円以上の投信買い付けが条件)

まず紹介料の低さに目がいってしまうが、それ以上に気になるのが被紹介者側の条件。30万円と投資初心者が最初に購入するには抵抗がある額で、そのうえ投信限定である。今回の同僚のように株式取引を目的として口座開設をする人にはまったくもって意味がない。正直、こんな内容にするくらいならキャンペーンうたない方がマシなんじゃないかとすら思える。ちなみに、マネックスの方は三万円を口座に入れるだけで3000円貰えるらしい。うーん……。

まとめ

株式取引をはじめるとと500円が3000円だろうが誤差レベルの話になるかもしれない。ただキャンペーンの対象なのになんの恩恵も得られないといい気はしないだろうし、紹介者だけもらうって言うのも忍びない。半端なキャンペーンをするくらいなら何も無い方がいいんじゃないかと思わされた。

*1:もちろんいい事だけを語った訳では無い。投資に生きる喜び、そして悲しみのことを話した上で同僚が決めたことだ。