WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

社会について興味を持っておくべきだ

忙しい人向けに要点だけざっくりと。

《結論》

・投資するなら社会のことに広く関心を持っておかないとね

《僕の考え》

・国のお金の使い方に対し時分が無関心になっていることに気がついた

・国や業界大手などの規模感や動きを掴むことは自分の考えを持つときの基準となるのではないか

 

以下、上記についてだらだら書いていこう。

 

 建設業銘柄に投資したいなーと思い、帰りの電車内でめぼしい会社の決算短信をざっと読む日々が続いている。そこで頻出するワードには「公共事業」「復興予算」などがあり、改めてお国から降りてくる仕事が大きい業界なんだなと実感させられている。というわけで国の予算のうち公共事業にどのくらい割り当てられてるかとか復興予算はどんな感じになってるのかということを改めて調べてるわけだが、この辺りニュースで目を通しているはずなのにざっくりした値すらパッと出てこなくて、社会でよくネタになっている事に対してこの関心の薄さは良くないよなーと感じている。

 

資本主義のこの時代、企業の力は時に国に匹敵するものになり相対的に国の力は落ちていると見える。しかしそれでも国のお力は偉大なわけで、その国を動かすためのお金というのも大きいわけで、その動きに疎いというのは世の流れを把握できず置いていかれている状態とも言える。なんとなく無駄金を注入しているかのようなニュースを目にすることもあるけど、予算の大まかな内訳や規模感を掴んでいないとニュースを書いた人の意図に流されるだけになるだろう。国が絡むとどうしてもお金の桁が大きくなるので混乱してしまいがちになるが、正しい規模感やお金の動きを把握しておけばきちんと自分なりに考えるようになり、煽動的なニュースに流されるような事は少なくなるかと思う。

 

関心を持つべきなのは国に関することだけでは無い。前述の通り、今や企業のもつ力は絶大だ。仕事や投資の関係で興味を持っている分野以外にも一定の関心を持ち、ある程度の情報は頭に入れておくべきだろう。日ごろ使う機会はないかもしれないが、その業界でなにか動きがあった時に物事の大小を正しく理解する助けになるだろうし、色々なものが繋がるこの時代においては思わぬ気付きが得られるかもしれない。

 

今は情報が過多な時代だ。多くの情報を処理するためには源流となるお金の動きの理解や何らかの基準となるものが必要なのかと思う。それを確立するためには日頃からいろんな方面にアンテナをのばし、興味をもって頭に入れていくべきなんだろう。ましてや僕は投資をやっている身だ。大切なお金を投げるからにはきちんと自分なりの考えを打ち立てておきたい。ということで、今後はもう自分の監視・保有銘柄やお仕事関係の分野以外についても興味をもってニュース読みに臨まないとなー。